時間を生み出す『思い込み』の手放し#9

時間を生み出す『思い込み』の手放し#9

これからの時代、今までよりさらに暮らし・仕事・遊びの土台となる自分の家。片付け収納空間プランナーチーム「Life Design OASIS」が、住みやすく、働きやすく、「最高に幸せ」に過ごせるよう、モノ・コト・空間の片付け収納で自宅改造をサポート。ライフオーガナイズという人の個性を重視した手法で、多摩で「自分らしく暮らす・働く」人々を応援していきます。

「せっかくの休みも、片づけなくちゃと気が休まらない」

とは、片付け収納サポートをご依頼いただくお客様がよく口にされるお言葉。やるべきことが山積みなのはつらいですよね。そんな時、私が目指すのは、

『〇〇べき』

と思い込んでいることを根本から見直し、

「え?それでいいのか!」

思い込みを手放せるきっかけづくり。自分の常識は誰しも持っているモノ。
でもそれは、ずっと見てきた親の習慣、誰かが言っていた、気づけば習慣化していた、など、自分だけの狭い世界の思い込みになっていることもあるんです。


そこで今回は、我が家で開催している自宅ツアーで、「その手もあるか!」と感想をいただいた収納法やモノの持ち方についてご紹介したいと思います。

冷やしていいのか!

切り置き野菜、常備菜、漬物などを入れるタッパーたち。
空のタッパーが引き出しや棚に収まらない、または詰め込み過ぎて扉を開くとなだれのように転がり落ちてくる!というのはキッチンのお悩みアルアル♪
そんな時は引き出しや棚ではなく、冷蔵庫に保管という手があります。


『空っぽなのに冷蔵庫?』
と思うかもしれませんが、むしろタッパーの定位置を決めることで定番の食材の場所が何となく決まり、家族が冷蔵庫の中を探し回ることも防げちゃうんです。冷やして保管してもなんの問題もナシ!

消毒しなくていいのか!

布製の台ふきんを使っていると、

  • 消毒した後に乾燥させる場所は?
  • 消毒するための洗い桶がいるな…
  • 消毒っていつやる?
  • どれくらいの頻度で?

と悩みごとを増やしがち。
色々な柄のフキンを楽しみたい、丁寧な暮らしが心地よい、などのこだわりがなく、なんとなく続けているとしたら、思い切ってフキン生活を手放してもいいですね!
我が家で愛用しているのはスコッティの洗えるキッチンペーパー。

洗ってもやぶれない丈夫さなので、数日使えます。
食器拭き⇒台拭き⇒最後は床をサクッと拭く、など汚れ具合に合わせて使用し、最後は処分。
こうすることで、ふきん管理の悩みが解消されただけでなく、ズボラな私でも床をチャチャっと拭く小掃除習慣ができましたよ♪

洗い替え、いらないのか!

トイレや洗面所、玄関などにマットを使用されている場合。その洗い替え用ストックの収納が案外場所を取っているケースがあります。
でも考えてみたら、朝洗濯して、夕方乾いたら、同じモノを使っていて、予備はほぼ出番なし!なんてことはありませんか?


数種類を使い回して気分を変えたい場合は別として、予備は必要と思い込みだけだけかもしれません。スペースを取りがちなマット類。貴重な水回りのスペースはもっと本当に必要なモノにゆずってもいいですよね。

ちなみに我が家は、マット類は一切持っていません。

なぜなら…
マットが吸い取ってくれたシミを見て見ぬフリし、「まだいける!」と、面倒な洗濯のタイミングを先延ばすタイプだから(笑)

でも、マットが無ければ、水や油は拭き取るしかないわけで、ズボラな私でも「すぐやる」と、強制力が働くのです。

他にも洗い替えといえば、枕カバーやクッションカバーなどもありますね。万が一お天気が悪くても乾燥機を活用したり、晴れる日まで待つ!と思えば、案外洗い替えがなくても快適に暮らせるもの。
洗い替えについて一度見直してみてはいかがでしょうか♪

何かと地味な工夫ではありますが、小さなことから自分の前提を疑い、『違う方法あるんじゃない⁉』と模索することで、時間をうみだしたり、新鮮な気持ちになれることがあります。忙しい時ほど、いつもと違う角度で物事を見て、時間を生み出せたらいいですね。

【過去の記事】

食器の見直しで食事づくりのモチベーションUP!
気分爽快クローゼットをつくろう!
スキマ埋めようとしてませんか?
おうち時間を平和に過ごす片付けのコツ!
探しモノにうんざりしたら「分ける」!
ざっくりファイルBOXでおうちシゴト!
手放す罪悪感を乗り越えよう!
自宅を「最高に幸せ」な場所に!


BLOG https://ameblo.jp/star7rainbow/

HP  https://www.ld-oasis.com/

Life Design OASIS  記事担当:川鍋裕子

『幸せ時間創造*片付け収納空間プランナー』として多摩を中心にチームで活動。シゴト・家事・育児で忙しい暮らしの中でも「ご機嫌になれる時間と空間を手に入れたい!」と願う女性の元にかけつけ、モノ・コト・空間の整理で自宅改造をサポートする応援団です。

【川鍋】
結婚後初めて多摩に暮らし、暮らしやすさに多摩愛が育つ。住宅メーカー、インテリアショップ勤務歴ありのインテリア好きだが、片付けが苦手。自身のニガテ意識を克服した経験を元に「出しっぱなし、開けっぱなしのざっくりタイプ」でもできる簡単収納を推奨。口癖は「大丈夫〜!」で、片付けが苦手なお客様でも楽しめる、とにかく明るいサポートが得意。

【古後】
北欧インテリア大好き知性派リケジョ。都会のインテリアデザイン事務所勤務から、子育てと仕事の両立のため仕事を多摩エリアにシフト。口癖の「面倒くさい」から、いかに効率上げて暮らしをラクにするかを重視する仕組みづくりが得意。大きなフトコロと穏やかな笑顔でチームをまとめる。収納設計担当。

【サポートスタッフ 松野】
熱血正義感、励まし力が魅力。被災の経験から防災士の資格を取得。暮らしに安心を増やす防災備蓄アドバイスが得意。自身のモノが多い暮らしから、片付けを通してモノだけでなく価値観すら身軽になる経験をいかし活動。3人の子育て真っ最中。ユーモア溢れる、子育てママの味方。新しい収納用品を見つけるパトロールが日課。

【サポートスタッフ 矢田】
多摩愛あふれる、都会のワーママ。都心の3階建狭小住宅の使いにくい間取りに、仕事と育児を両立し暮らしを整える難しさに直面。収納の仕組みを見直すことで育児や暮らしにゆとりが増えることを経験し、同じ働くママを応援する気持ちが人一倍熱い。スタイリッシュなセンスの反面、『お財布忘れてきちゃった!』と、サザエさん的一面で周囲を癒す。

TAMA PLAY

8/20(日)【紙と本】世界に一冊だけの「本」を親子でつくろう!

TAMA PLAY

12星座 たま占い(1/1~1/31)

TAMA PLAY

東京ダイギンジョウ 第22話