食器の見直しで食事づくりのモチベーションUP!#8

食器の見直しで食事づくりのモチベーションUP!#8

これからの時代、今までよりさらに暮らし・仕事・遊びの土台となる自分の家。片付け収納空間プランナーチーム「Life Design OASIS」が、住みやすく、働きやすく、「最高に幸せ」に過ごせるよう、モノ・コト・空間の片付け収納で自宅改造をサポート。ライフオーガナイズという人の個性を重視した手法で、多摩で「自分らしく暮らす・働く」人々を応援していきます。

いよいよ暑い夏がやってきますね。暑いと食事作りが面倒に感じることはありませんか?いや、それは単なる言い訳で、基本、ごはん作るの面倒と思ってしまうのは私です、、、

しかし!自分や家族の健康のためには、面倒とばかりも言ってられません。
そんな時、料理の工夫は「炊ドン先生」にお任せするとして、私は食器の見直しをご提案します。なぜなら、気分よく料理を盛り付けられ、かつ、片付けの負担も減るように工夫すると、予想以上にキッチンが好きになり、料理への面倒感は半減するから。特に、料理だけでなく食事の瞬間にも、ちょっとした自己満足感も増えちゃいます。
というわけで、今回はキッチンに立つモチベーションが上がる食器の見直しについてご紹介してまいります。

あなたの定番の料理は?

よく作る定番の料理は何ですか?その料理はどんなお皿に盛りたいですか?

例えば

  • 朝食のごはんとみそ汁、卵焼きだから、お茶碗、味噌汁椀、中皿
  • 夕飯はワンプレート盛りがいいから大皿が必要
  • 10日に1回はカレーだから、カレー皿はマスト

などなど。

最低限必要な食器を、よく作るお料理に適した大きさ、枚数、を具体的にイメージし、付箋などに書き出してみてください。

ちなみに枚数について。私は、お皿は家族全員で揃っていると嬉しいので6枚買います。家族4人ですが、割れることを想定し、多めに購入。2枚割れてもお気に入りを家族揃って長く使える工夫です。来客時にも揃った食器を出せるから一石二鳥。ただしIKEAなどいつでも買い足せる食器なら4枚、という風に分けています。

必要な種類と枚数をまずイメージしておくことがポイントです。

気持ちが豊かになるモノだけ厳選!

我が家の「お皿」を全部出した状態。結構ありますね、、、汗

食器棚に収まった時と、こうやって食器棚から出してみるのではまったく印象が違うので、やはりいったん全部出すのがおススメ。先ほど書き出した必要なお皿のカテゴリーに合わせ、手持ちの食器を仲間分けしていきます。

こうやって分けていくと、日常生活で活躍しない食器や、使ってはいるけど実は気に入っていない、と気づくことがあります。機能だけでなく、「感情面」でも満足できることは大切。いま目指すのは自分のモチベーションを高めること。自分が盛り付けたら嬉しいと思える食器、食べる瞬間にほっこりできる食器だけ残しましょ♪

そして、見直しは「減らす」という印象も強いのですが、実は必要なモノが足りていない場合も。

例えば我が家の場合。冷や奴やもやしのナムルを盛るのに適したお皿が、白いモノしかない時期があり、

「白い食材に白いお皿ってどうなの⁉」

と、しっくりこないと日々感じていたんです。そんな時は色皿を買い足すタイミング。美味しそうに見えるお皿を選ぼうとするその気持ちで、毎日は少し豊かになるはず。自分が盛り付けの時に「これがいい!」と思えるお皿を買い足す、または買い替えるとモチベーションも上がりますね。

昔は白いお皿が好きだったけど、いまはカラフルなのがいい、など趣味が変化した時も、思い切ってリニューアルするのもモチベーションアップに繋がります。

余白かバリエーションか

最後は選抜された食器を棚に戻すのですが、この時に注意したいのが空間の余白。空間に余裕があれば、サッと片手で出し入れできます。この余白があると、取り出す時や、洗った食器を元に戻すのがラクになるので、ストレスを感じなくなるんです。

余白を作るためには、数を減らすことが必要。そこで私は、和洋中なんでも合うお皿、かつ、何度使っても飽きない自分の好みのお皿だけ選抜して残すことを意識しています。

たとえば、これは雑貨屋さんの店頭で見かけたセールのそばちょこ。

つけつゆだけでなく、飲み物やヨーグルト用などにも使いまわしています。「○○専用」と決めつけず、兼用することでお気に入りの出番を増やせますね。

ただし、『食器が好き、お皿選びも料理に欠かせない!』というタイプは、余白より豊富なバリエーションを取りたいはず。そんな場合は、ラクさの優先度を下げることになりますが、自分はバリエーションが多い方が楽しめるタイプだと自覚し、納得できていればストレスにはならないはず。
ちなみに数が多く、違う種類の食器を重ねる場合は、コの字ラックなどで空間を仕切ると快適ですよ。

盛り付けも、食べる時も気分がいいお気に入りの食器を、家事の快適度や、バリエーションの楽しみに合わせて持つことで、キッチンに向かう気分もきっと変わるはず。
暑い夏も、軽やかに乗り切っていきたいですね♪

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HP  https://www.ld-oasis.com/

Life Design OASIS  記事担当:川鍋裕子

『幸せ時間創造*片付け収納空間プランナー』として多摩を中心にチームで活動。シゴト・家事・育児で忙しい暮らしの中でも「ご機嫌になれる時間と空間を手に入れたい!」と願う女性の元にかけつけ、モノ・コト・空間の整理で自宅改造をサポートする応援団です。

【川鍋】
結婚後初めて多摩に暮らし、暮らしやすさに多摩愛が育つ。住宅メーカー、インテリアショップ勤務歴ありのインテリア好きだが、片付けが苦手。自身のニガテ意識を克服した経験を元に「出しっぱなし、開けっぱなしのざっくりタイプ」でもできる簡単収納を推奨。口癖は「大丈夫〜!」で、片付けが苦手なお客様でも楽しめる、とにかく明るいサポートが得意。

【古後】
北欧インテリア大好き知性派リケジョ。都会のインテリアデザイン事務所勤務から、子育てと仕事の両立のため仕事を多摩エリアにシフト。口癖の「面倒くさい」から、いかに効率上げて暮らしをラクにするかを重視する仕組みづくりが得意。大きなフトコロと穏やかな笑顔でチームをまとめる。収納設計担当。

【サポートスタッフ 松野】
熱血正義感、励まし力が魅力。被災の経験から防災士の資格を取得。暮らしに安心を増やす防災備蓄アドバイスが得意。自身のモノが多い暮らしから、片付けを通してモノだけでなく価値観すら身軽になる経験をいかし活動。3人の子育て真っ最中。ユーモア溢れる、子育てママの味方。新しい収納用品を見つけるパトロールが日課。

【サポートスタッフ 矢田】
多摩愛あふれる、都会のワーママ。都心の3階建狭小住宅の使いにくい間取りに、仕事と育児を両立し暮らしを整える難しさに直面。収納の仕組みを見直すことで育児や暮らしにゆとりが増えることを経験し、同じ働くママを応援する気持ちが人一倍熱い。スタイリッシュなセンスの反面、『お財布忘れてきちゃった!』と、サザエさん的一面で周囲を癒す。

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