これからの時代、今までよりさらに暮らし・仕事・遊びの土台となる自分の家。リモートワークが進んだ今、暮らす分には良いけれど働く場所には向いてない!とお悩みのあなた。片付け収納空間プランナーチーム「Life Design OASIS」が、住みやすく、働きやすく、「最高に幸せ」に過ごせるよう、モノ・コト・空間の片付け収納で自宅改造をサポート。ライフオーガナイズという人の個性を重視した手法で、多摩で「自分らしく暮らす・働く」人々を応援していきます。
「おうち時間」が増えた人も多い今年。家族との時間が増えてよかったという反面、増えたからこそ、
「なんでそうなる〜!?」
と、普段は気にならない行動が目につきイライラした!なんてことも多いのでは?中でも、モノの片付けに関しては、そう感じることが多いようです。もうすぐ迎える年末年始くらいは穏やかに暮らしたいですね…ということで!家族とのおうち時間を平和に過ごす片付けのコツをご紹介します。
違いがあって当然
「みんな違ってみんないい」
ズバリ、これを思い出すことからスタート!細かい人、おおざっぱな人、きっちり直線が好きな人、ざっくり丸いのが好きな人。世界は色々いるから面白いって感じている人は多いはず。なのに!いざ家族内となると、色々が受け入れられなくなりがち。まずは四の五の言わず、家族といってもみんな違うんだと思い出すところからスタート!特に子どもに関しては、自立するまでは親が教えることも多いので、つい自分の考えを押し付けてしまいがちですが、その子の価値観や可能性を「へ〜!」と面白がるくらいの気持ちで。
片付け観の違いといえば、例えばこんな。
A. 毎日、寝るまでにはモノを片付けスッキリしたいタイプ
B. 数日まとめてガツンと片付ければOKなタイプ
この違いだけで、お互いがイライラすることが想像できますよね(笑)
解決法はコミュニケーション
イラっとしたときこそ、自分と相手の違いを知るチャンス!
「自分は■■だから○○と思うけど、あなたはどう思う?」
と、自分の理由を説明した上で、相手の気持ちを聞いてみると意外な答えが返ってきたりするもの。この時、自分は正解という前提は無くし、客観的に聞いてみるのがポイント。
たとえば、前の例でそれぞれの理由を聞いてみたら、
A. モノをスッキリ片付けないと一日が気持ちよく終わった気がしないんだよね
B. どうせ明日も使うんだし、出しっぱなしの方が時間の無駄がない!
と、どちらもそれなりの理由があるわけです。
仕組みで折り合いをつける
どちらか一方が我慢したり、ねじ伏せるのはナンセンス。我慢は身体によくないですからね(笑)
なので、折り合いをつける仕組みのアイデアを絞りだします!
- スッキリせずにいられない人が簡単に片付けられるよう、収納場所はラベリングして分かりやすく
- 翌日もすぐに使えるよう、一山にまとめて入れられる仮置きBOXを用意し、一見スッキリ風に
- スッキリさせる範囲を決めて、その中はみんな頑張るが、その範囲以外は気にしなくていいことにする
- どうしても忙しく、出しっぱなしで寝落ちしそうな時は、「今週は立て込んでます、ごめんなさい」と降参を出してもOKとする
などなど。互いの違いを受け入れつつ、自分の妥協点を提案しあうのはいかがでしょうか?できれば一休さんみたいに、ちょっとクスっと笑える解決策を出し合えたら場が和みますね。我が家もかなり妥協しあって生活していますが、伝え合うことでずいぶん丸く穏やかになりました(笑)『家族なら黙っていても分かるだろう』はハッキリ言って無理無理!近いからこそ、理解しあう努力が必要です。
家の中に考え方が違う人がいるほど、出来ることは増えるし、可能性も広がります。ストレスに感じることはコミュニケーションと仕組みで乗り越え、良い面を組み合わせて楽しい家族、チームでいたいですね。
家庭内の片付けは陣地の取り合いのようになることもありますが(笑)、互いによく知るチャンスにもなります。片付けをキッカケに家族のこだわりを面白がり、「おうち時間」を平和に過ごせますように。
【過去の記事】
探しモノにうんざりしたら「分ける」!
ざっくりファイルBOXでおうちシゴト!
手放す罪悪感を乗り越えよう!
自宅を「最高に幸せ」な場所に!
【脱!もやもやクローゼット】
2021年片付け収納講座 1月19日(火)開催!
BLOG https://ameblo.jp/star7rainbow/
Life Design OASIS 記事担当:川鍋裕子
『幸せ時間創造*片付け収納空間プランナー』として多摩を中心にチームで活動。シゴト・家事・育児で忙しい暮らしの中でも「ご機嫌になれる時間と空間を手に入れたい!」と願う女性の元にかけつけ、モノ・コト・空間の整理で自宅改造をサポートする応援団です。
【川鍋】
結婚後初めて多摩に暮らし、暮らしやすさに多摩愛が育つ。住宅メーカー、インテリアショップ勤務歴ありのインテリア好きだが、片付けが苦手。自身のニガテ意識を克服した経験を元に「出しっぱなし、開けっぱなしのざっくりタイプ」でもできる簡単収納を推奨。口癖は「大丈夫〜!」で、片付けが苦手なお客様でも楽しめる、とにかく明るいサポートが得意。
【古後】
北欧インテリア大好き知性派リケジョ。都会のインテリアデザイン事務所勤務から、子育てと仕事の両立のため仕事を多摩エリアにシフト。口癖の「面倒くさい」から、いかに効率上げて暮らしをラクにするかを重視する仕組みづくりが得意。大きなフトコロと穏やかな笑顔でチームをまとめる。収納設計担当。
【サポートスタッフ 松野】
熱血正義感、励まし力が魅力。被災の経験から防災士の資格を取得。暮らしに安心を増やす防災備蓄アドバイスが得意。自身のモノが多い暮らしから、片付けを通してモノだけでなく価値観すら身軽になる経験をいかし活動。3人の子育て真っ最中。ユーモア溢れる、子育てママの味方。新しい収納用品を見つけるパトロールが日課。
【サポートスタッフ 矢田】
多摩愛あふれる、都会のワーママ。都心の3階建狭小住宅の使いにくい間取りに、仕事と育児を両立し暮らしを整える難しさに直面。収納の仕組みを見直すことで育児や暮らしにゆとりが増えることを経験し、同じ働くママを応援する気持ちが人一倍熱い。スタイリッシュなセンスの反面、『お財布忘れてきちゃった!』と、サザエさん的一面で周囲を癒す。