けやき出版が編集・制作している立川市のフリーマガジン『#Tag magazine』の連動企画として8月10日〜9月26日まで開催した、写真で市の魅力を伝えるInstagramキャンペーン「#Tag Collection(タグコレ)」が終了しました。
本キャンペーンは、立川市のブランドメッセージ「立川くらいが、一番いい」に合わせ、市内で撮影した写真をInstagramにコレクションするように発信してもらおうというもの。
テーマは「私の、これくらい。」
参加者それぞれが自分目線で感じた立川のお気に入りのヒト、モノ、コトに「#タグコレ」「#私のこれくらい」をつけて自由に投稿してもらいました(インスタグラムはこちらから)。
これだけの投稿数から入賞作品を選ぶのは、悩みに悩みましたが、各部門別入賞作品とコメントを発表します。
入賞作品の発表
まずは「プロカメラマン賞」
@sacute.r さんの写真
撮影講座の講師を担当したプロカメラマンARISAKA SONOKOさん(https://www.tripod-photo.com/home)からのコメント。
どの写真もそれぞれ立川愛の伝わる素敵な写真で悩みましたが、こちらを選ばせていただきました。 朝の清々しい空気感が感じられ、空や草のグラデーションもとても綺麗です。 そしてワンちゃんの表情もとても良いですね。 この写真を拝見して爽やかな優しい気持ちになりました。
続いて「立川市賞」
@chanaya_photoさんの写真
深い緑に包まれた国営昭和記念公園には、どんな自分も受け入れてくれる懐の広さがあります。人生良いことばかりじゃないけれど、今笑えるのは「ちょうどいい」距離感で見守ってくれる仲間のおかげ。コロナ禍は、人とのつながりに改めて感謝する機会となりました。「お手伝いおおのさん」のとびきりの笑顔もまた、誰かの希望の光となっていることでしょう。太陽のような笑顔がまちを明るく照らしてくれますように。
最後に「編集部賞」
@ykajimaさんの写真
約3年ぶりの開催となった諏訪神社の夏祭り。
時節柄、規模縮小となりましたが、それでも会場は大盛り上がりでした。
誰もが待ち望んでいた日常が戻ってきた喜びをかみしめつつ「やっと夏祭りがみれた」と撮ってくれたこの1枚に編集部賞を贈ります。
それぞれの「私の、これくらい。」
キャンペーンでは写真だけではなく、それぞれが感じる「私の、これくらい。」をコメントでも表現していただきました。その一部をご紹介します。
【投稿コメント】
・昭和記念公園に足繁く通ううちに思うのは、立川みたいに都会と自然がバランス良くまとまっているまちって、そうそうないんじゃないかなって。撮影を重ねるうちにますますそう感じました。
・すべてのやりたいことがこのまちで完結できる。
・仕事も遊びも、映画も美容室もネイルも、行きつけのカフェだって。「ちょうどよすぎる」このまちが好き。
・田舎の街並みもあるし、近未来を感じるモノレールも走ってる。古すぎず、新しいけど、心地よい。
・一人で来た時も、仕事で来た時も、家族で来た時も、みんな気持ちよく迎えてくれる大切な場所。
・「とりあえず会おう」とふらっとみんなで立川に集まれる安心感がある。
それぞれが感じる「私の、これくらい。」をメッセージでも表現してくれました。
暮らす人、働く人、遊びに来た人、それぞれが背伸びすることもなく、自分らしく過ごすことができるまち、それが、「立川くらいが、一番いい」なのだと改めて実感しました。
キャンペーン期間中にはプロカメラマンによる撮影講座も開催
写真を撮ることに自信のない人やこの機会に撮影テクニックを学びたい! という人のために、プロカメラマンによるスマートフォン撮影講座を開催しました。
場所は、けやき出版が運営する「BALL.HUB(ボールハブ)たちかわ」(https://ball-hub.tokyo/)。2022年6月にOPENした立川市の魅力発信拠点施設「CotoLink(コトリンク)3Fにある情報発信センターです。地域のことをもっと知りたい、自分の活動を発信したい、情報発信にまつわる相談がしたい人のための交流拠点です。
撮影講座ではスマートフォンの基本的な操作をはじめ、構図や光の取り入れ方など上手に撮れるためのテクニックを教わりました。
・いつも背景に悩んでしまう
・影が入るけどどうしたらいいかわからない
・動きのあるものの撮影に悩んでいる
そんな参加者の悩みに対するテクニックを教わりました。座学の後は、実践!
3つのテーマで実際に撮影してみました。
テーマ1:風景を撮る
夜の風景がうまく撮れないという声に応え、立川駅直結ペデストリアンデッキの上から立川市の夜の街並みを撮影。長時間露光モードで車やモノレールなどのスピード感を表現する撮影方法や夜景ならではの光の線を美しく撮る方法を学びました。
テーマ2:人物を撮る
ペアになり、お互いを撮影。大事なことは場所選び。照明の角度に合わせて被写体にピントを合わせます。アクセントカラーを意識して構図を考えました。
テーマ3:モノを撮る
モノを撮影する時に必要な、画面上にストーリー性を持たせること。難しいようでとても大切だということをプロカメラマンから教わりました。その場でプロ直々にアドバイスしてもらえるという、なんとも贅沢な時間に。
イベントに参加いただいた方からの感想
12名の参加者全員から、内容について「とても良かった」と回答いただいたアンケート。その他の嬉しい感想をご紹介します。
・撮影する時に悩んでいたことや知らないことが知れてよかった
・気楽に参加できるイベントで、スマートフォンの知らない機能がこんなに写真を良くするのかと新しい発見があった
・もっとまちを撮影したいと思うようになった
・素敵な施設で参加者同士の交流を楽しめた
「タグコレ」入賞作品とイベントの様子は、来春発行予定の『#Tag magazine(ハッシュタグマガジン)VOL.6』でもご紹介します。
次号から、「通いたくなるまちを応援するフリーマガジン」というコンセプトを「通いたくなる、住みたくなるまちを応援するフリーマガジン」として内容をバージョンアップします。現在制作の真っ最中!
発行をお楽しみに。(立川市役所 1F総合案内、窓口サービスセンター、市内書店(オリオン書房等)で配布予定です)
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『#Tag magazine(ハッシュタグマガジン)』とは
立川市シティプロモーション事業として年1回発行しているフリーマガジン。https://www.city.tachikawa.lg.jp/koho/shise/koho/citypro/tagmagazine/index.html

「BALL. HUBたちかわ」では、訪れる度に新しい情報や、人に出会え、交流できる場所を目指し、さまざまなイベントや相談サービスを提供します。これまで以上に地域に寄り添い、多摩エリアの人・モノ・コトをつなげていきます。
企画・運営 株式会社けやき出版
住所:立川市柴崎町3-9-2 コトリンク3F
アクセス:JR立川駅南口徒歩3分、多摩モノレール立川南駅からペデストリアンデッキ直結徒歩1分