【けやき出版×東京R不動産「キテン事業部」イベントレポ】 “はずむ”事業のつくりかた

【けやき出版×東京R不動産「キテン事業部」イベントレポ】 “はずむ”事業のつくりかた

多摩の“はずむ”パートナーが立川に集結!

2022年7月13日(水)に、立川市魅力発信拠点施設CotoLink(コトリンク)3Fの「BALL.HUBたちかわ」(https://ball-hub.tokyo/)にて東京R不動産とけやき出版がタッグを組んだ「キテン事業部」キックオフイベント「求む!多摩の“はずむ”パートナー」を開催しました。(https://kiten-0713.peatix.com/view)

拠点コンセプトでもある3つの「キテン」に準えスタートした「キテン事業部」。イベントはあっという間に定員に達し、参加できなかったという声や、東京R不動産とけやき出版が何を始めたの?という声を多くいただいており、気になる方も多いのでは。

そこで、前回のイベントの様子とこれから「キテン事業部」と“はずむ”パートナーが一緒に企画をどのように進め、事業を通して地域を巻き込んでいくのかレポートしたいと思います。

 

開催のきっかけ

けやき出版と東京R不動産との出会いは、6月にオープンした立川市情報発信センター「BALL.HUBたちかわ」の施工をお願いした相羽建設(https://aibaeco.co.jp/)さまからのご紹介でした。

多摩エリアという場所と人にポテンシャルを感じたという東京R不動産と、“まちとはずむ出版社”であるけやき出版が地域の事業者と一緒に新しい空間づくりなどに取り組もうというのが、この企画。施設のオープンに合わせて始動したプロジェクトの一つです。

立川市コトリンク情報発信センター3F「BALL.HUBたちかわ」

参加者からの声「とにかく面白そう!」「何か始めたいと思ってた!」

キックオフイベントとなったこの日は、東京R不動産とけやき出版の協働事業に関心があり、多摩エリアですでに事業を興している方が立川市に集結。弁護士の方、子ども向けのクラフトワークショップなどを開催している方、建設コンサル業や建築事務所の代表の方、藍染職人の方など、まさに多種多様な経営者やフリーランスの方が勢揃い。

事業内容やコミュニティについて自己紹介をしていただき、参加者同士の交流の時間を楽しんでいただきました。

「地域とつながりを持ちたい」「多摩エリアを自分ごととして捉える人が集まっている」「人を集めることなら力になれるかも」とそれぞれの思いを熱く語っていただきました。

多摩ってやっぱり面白い!個性派揃いの3名のご紹介

423万人が暮らし、働く場所としても可能性に満ち溢れている多摩エリアらしく、今回集まった参加者も強者揃い。自己紹介だけで予定の時間がオーバーするほど事業内容がいくつも飛び出し、これから立ち上げる新しい会社のことやこんなことをやってみたいなど、とにかく精力的に事業を興し人生を“はずませている”人ばかりでした。「キテン事業部」が注目した3名をご紹介します。

 

檜原村の森を舞台にファンを増やし続ける林業会社

1人目:東京チェンソーズさん

東京チェンソーズの広報担当の木田さん。檜原村にある約20haほどの社有林を持つ林業会社。企業理念の「東京の木の下で、地球の幸せのために山のいまを伝え、美しい森林を育み、活かし、届ける」という理念をもっと多くの人に届けたい、ファンコミュニティをつくりたいと「キテン事業部」に参加いただきました。

近年では「1本まるごと使い切る」をコンセプトとして「1本まるごと展」や木のスプーンづくりワークショップを各地で開催。「林業で食べていく」という揺るがない信念を「起点」に事業の展開を構想しています。

 

多摩の総合プロデューサーに

2人目:デザイナー/武蔵野美術大学・明星大学非常勤講師

棚橋早苗さん(国分寺市)

会場にもなった立川市情報発信センター「CotoLink(コトリンク)」のネーミング選考委員会にコーディネーターとして参画いただいたことをきっかけに、最近では立川市クリーンセンター(新清掃工場)の愛称選考にもご尽力された棚橋さん。

自然の中で出会い交流を深める「たきviva!」https://baaall.tokyo/serialization/takiviva-01/や、自然と人間の共生を目指し、デザインでできることを行う「ひみつ基地」の代表を務める他「地球永住計画」「くにきたデザインクラブ」メンバー、小平や東大和などさまざまな地域や行政とのプロジェクトに関わっています。

弊社も携わったプロジェクト、立川市柴崎町の「メディカル・フォレストたちかわ」(http://www.mf-tachikawa.co.jp/)のロゴマークやサインデザインなどエリアコーディネートを担当するなど、実績豊富なデザイナーです。

 

「東京R不動産さんは、地域の価値を欲しい人にきちんと届けている」と感じているという棚橋さん。棚橋さんの活動は地域に根付き「基点」となっている魅力的なものばかり。

 

本物の縁をつなぐカフェオーナー

3人目:佐藤うららさん(西東京市)

カフェ「田無なおきち」をはじめ、西東京市、武蔵野市に4店舗飲食店を経営している佐藤さん。『たまら・びvol.84』の西東京号(https://www.amazon.co.jp/dp/4877515178/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_P8YVHVB89GJGJ38ZRMEJ)をきっかけに弊社とご縁が続いており、佐藤さんが代表を務める「にわとくらコミュニティ」のメンバーがつくるお菓子やキャンドルなどの商品は昨年けやき出版が期間限定で運営していたグランデュオ立川の店舗「BALL.HUB」で販売させていただきました。

昨年7月に開催した「にわくらday」(https://baaall.tokyo/life/niwakuraday-ballhub/)では多くの来場者で賑わうほど。

後継者のことや行政からの不動産案件について「機転」の利くメンバーが揃う「キテン事業部」と一緒に考えたいと、ご参加いただきました。

「キテン事業部」が本気で地域と向き合う

地域のつながりや関係性を知ることで、その土地の地縁やバックボーンがいかに大切かということに気がついたという、東京R不動産の千葉さん。

「不動産や空間を使って地域の魅力を増幅させ、人が集まる地域をつくり、そこから循環させることで地域経済を潤わせることが今回の目的です。まちの強みを活かすための地域との向き合い方――例えばお客さんを増やしたり、働く人を集めたり、一緒に場づくりのための運営をしたり…。ときには行政などと連携体制をつくることが我々の得意分野です。不動産に関わる必要な情報やノウハウを提供し一緒に事業化していくことができます。地域をよくするには『キテン事業部が必要だよね』と言われる存在になりたいと本気で考えています。」

 

これからの「キテン事業部」

次回「キテン事業部」では、ご紹介した3名の企画や構想について掘り下げ、不動産やビジネス視点でのアイデア出しや可能性のブレストを「キテン事業部」で考えていく予定です。「キテン事業部」の関わり方を知り、自社の新規事業の構想を本気で事業化したいという方には是非ご参加いただきたいと思っています。

 

―次回イベント概要―

 “はずむ事業”のつくりかたを考える

日時:2022年8月26日(金)
17:45 受付(BALL.HUBたちかわ)にて

18:00  東京R不動産さまより 前回のイベントの振り返りと3名のご紹介

18:30-20:00 各事業者30分ずつ

20:30-アイデア出し&意見交換タイム

21:00 終了

場所:立川市コトリンク情報発信センター  BALL.HUBたちかわ

(立川市柴崎町3-9-2 コトリンク3F)
アクセス:JR立川駅南口徒歩3分ペデストリアンデッキ直結
定員:12名(時節柄、人数制限を設けさせていただきます)
参加費:無料

*飲食持ち込みOK(1F LULU Terrace JIBAR CAFÉにて購入がおすすめです)

対象:

・「キテン事業部」と一緒に地域での活動を本気で事業化したい

・地域での事業基盤を活かした新しい展開を考えている方

・自分の地域をはずませ、本気でビジネスを事業化したい事業者の方

 

◆お申し込み&お問い合わせ:メールinfo@baaall.tokyo に、氏名・ご連絡先・メールアドレスを明記のうえ8月25日(木)17:00までにお申し込みください。

ご不明な点があれば042-525-9909/info@baaall.tokyo(担当木村まで)

■施設概要
名称 「BALL.HUB(ボールハブ)たちかわ」
住所 東京都立川市柴崎町3-9-2 コトリンク3F
電話番号 042-525-9909

利用時間 平日9:00~18:00(イベント時除く)
https://ball-hub.tokyo/

共催:東京R不動産

新しい視点で不動産を発⾒し、紹介していくサイト。はずむ暮らしの選択肢をつくるため、郊外の魅⼒と可能性に注⽬し新規事業を始動。https://www.realtokyoestate.co.jp/

 

主催:けやき出版


東京都の多摩エリアに密着した情報を発信している1981年創業の出版社。自治体、企業、大学などのPR発行物の制作やオウンドメディアなどのWEB記事制作などを行っている。出版事業だけにとどまらず、商品ブランディングやPR事業などの総合広告代理事業や拠点運営事業にも取り組んでいる。
<会社概要>
会社名 株式会社けやき出版
代表者 代表取締役 小崎奈央子

住所 立川市柴崎町3-9-2 コトリンク3F
アクセス JR立川駅南口徒歩3分ペデストリアンデッキ直結
TEL 042-525-9909 FAX 042-524-7736
公式HP: https://keyaki-s.co.jp
Twitter:https://twitter.com/keyaki_1981
Instagram:https://www.instagram.com/keyaki_1981/

 

 

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