人生や性格が変わる(?)ローカルワークの秘密

人生や性格が変わる(?)ローカルワークの秘密

2023年1月の1期生、同年7月の2期生に続き、2024年1月に開講された「ローカルワークデザイン講座 in 多摩」の第3期。

申し込んでくれた4名のクリエイター志望の皆さんは、ほとんどが事前に開催された開講告知イベントに参加した方々。1期生と2期生の卒業生の生の声を聞いたことも、すぐに申し込みを決めた理由となったそうです。

卒業ホヤホヤの4名の皆さんに、終わったばかりの感想を聞きました。

 

小林愛さんの話

まずは、歯科衛生士のお仕事と、ご家族と経営する会社でデザイン業務を行っている小林さんのお話からです。

 

自分を後回しにしないようになりました

 

「私は3年前に三鷹市に引っ越してきました。当時は下の子どもが生まれたばかりだったのもあり、会社の業務にもなかなか手が回らない状況でした。

元々歯科衛生士の仕事もしていましたが、下の子の預け先を見つけられず、自宅でできる仕事を探していたんです。そんな時、自社サイトが古くなっていたので、自分でリニューアルをしてみようと思い独学で作業をしてみたんです。

 

ところが、いざ自分で作ろうと思ったら難しくてできなかったことから本格的に学びたいと思ったんです。子連れでも通えるところを探し、しっかりと腰を据えて長い期間をかけて基礎から教えてくれる学校を探していたところ、ベビーシッターを派遣してくれるというデジタルハリウッドの案内を見つけたんです。

 

カリキュラムがしっかりしていたのと、サイトを調べた時に著書があったりとその道のプロの方が講師として所属しているのも魅力として感じました。

吉祥寺校の校舎は、開放感があってベランダでも勉強できる居心地の良さも背中を押してくれましたね」

 

―受講して自分が一番変わった点はどこだと思いますか?

 

「何より自分が何を望んでいたのかを知れたことですね。吉祥寺でこのローカルワークの説明会に参加した時に、講座の内容を聞いていくうちに参加したら自分のことが知れるかもと思ったんです。

子育てをしていると子どもが中心の世界と生活になってしまうので、自分は何をしたいんだろう、ということがいつの間にか浮かばなくなってしまって。自分が一体何に喜ぶのか、何を望んでいるのかを改めて知りたいという思いが強かったです。

 

受講して一番後悔したのと改善するべき点を挙げるなら、体調管理が大事だなということが強くありますね。家族の予定が入ってしまったり、体調を崩してしまったりと、オンラインでの参加になってしまった講座があるのですが、やはり直接学ぶのが何より良いと感じています。

 

多摩エリアに住み始めたので、そこでつながりをつくりたかったので一緒に学んだ仲間の皆さんができて嬉しいです。

自分が変わったなと思う点は、欲求に貪欲になったことですね。自分を後回しにしないようになって、できる時にすぐやろうと思うことが増えたことが大きな成果だと実感しています」

 

細田由衣子さんの話

次に、小林さんの同期で受講の途中で吉祥寺から地元である長野に移住をするというドラマチックな変化を遂げた細田さんのお話です。

 

地元との結びつきがとても強い講座だと思います

 

「私は10年以上専業主婦をやっていて、ずっと仕事をしていなかったんです。子どもは2人いますが、不登校で家にいるんですね。

ずっと家にいるので、外に出て働く仕事は難しい。改めて仕事を始めようと思い、出産前は出版社で編集として働いていましたが、取材や校正などは担当したけれどデザインだけはやったことがありませんでした。自分が書いた簡単なラフが、デザイナーの手にかかるとビジュアルが素晴らしい誌面になって上がってくることに感動していたので、いつかデザインを学びたいなという気持ちがずっと心の中にありました。

 

そんな時に、幼稚園のママ友からWebデザインのスクールがあるという情報を聞き、一度話を聞きに行ってみようと吉祥寺校に見学したところスタッフの方が素人の私にとても丁寧にポジティブに対応してくださって。

主婦・ママクラスはあまり他のスクールにはなく、同じ立場の人たちが集まるので結束感が生まれるではないかと思ったんです。子どもと1対1でしっかり向き合う時間ができたことは良かった10年だったと思います」

 

―受講して良かったと思うところは何ですか?

 

「特に3つ良かったところがあるんですが、自分のやりたいことに出会えたこと、今までに出会ったことのない人と知り合えたこと、実務に近い経験ができたことですね。

 

講座を受けたことで自分と向き合うきっかけになり、何のために仕事をするのかを考えることができました。自分自身の探索になるようなヒントをもらえ、就職活動をするのに役に立ったと感じています。

 

また、フィールドワークで檜原村に行ったのですが、今まで会ったことのない人に出会えました。

私の周りは会社に所属している人が多かったので、フリーでどんどん自分の仕事を作っていく人のお話を伺うことができ、こういう生き方もできるんだという発見があったことで自分の幅を広げてもらえました。

 

最後は、編集者としてインタビューはしたことはあっても今まではプロ相手だったので、クリエイティブを理解してもらう必要のあるクライアントに対し下調べは必須だと痛感しました。ヒアリングに際しての後悔はありますが、失敗経験も必要な過程だったと今では思いますね」

 

渕上雄大さんの話

3人目は、3期を通して初のデジタルハリウッドの講座を受講したことがない中、ローカルワークの授業に参加し独学で動画を発信している渕上さんです。

 

自分の力が追いついていないことも大きな発見

 

「僕は他の皆さんと申し込んだアプローチが全然違ったので、間違えちゃったかなと最初は思いました(笑)。自分は、講座の講師であるけやき出版のイベントの情報をネットでたまたま見つけて講座の説明会に参加したのが始まりでした。

 

元々西多摩を盛り上げたいというところから地域の情報はいろいろアンテナを張って探していたんですが、自分の本業がクリエイティブな仕事とまったく関係ないことが、違う部分に興味を持っていたこともありますね。

また、地元の子どもたちにサッカーを教えるコーチをやっているんですが、自分のまちをもっと好きになってほしいという思いもあります」

 

―その原動力はどこから生まれてくるのですか?

 

「サッカーを教えている子どもたちにやれって(行動しろ)と言ってるから、大人である自分がまずやらないといけないかなと(笑)。

後は率直に言うと、自分が生まれ育った場所を良くしたいという思いが強いからですかね。

 

新しいことにチャレンジしたいというのがまずありますが、実は僕人前で話すのが苦手なんです。自分が伝えたいことを、直接人と話すとうまく言えないのに、動画をつくると自分の伝えたいことを整理することができたり、表現することができる。インスタライブなどよりは、動画の方が制作する過程を作りやすいですね。

 

講座を受けてみて、シビアな世界を初めて知ることができて、良い緊張感を知ることができました。そういう世界を知りたいというのもこの講座を受けたいと思った動機でもありました。

欲を言うならば、もっとポートフォリオを増やしてから受けた方が良かったというのはありますかね。ただ、自分の力が追いついてない、足りてないことを知ることができたのは、大きな経験だったと思います」

 

杉本菜穂さんの話

最後は、受講を重ねるごとに笑顔が増え、どんどん自分に自信をつけていった杉本さんが締めを飾ります。

 

小平出身なので、多摩エリアと聞いたらやらないと!

 

「Webの仕事をやりたいと思った理由としては、Webデザインの仕事に昔から興味はあったんですが「選ばれた人」しかできないイメージが強かったんです。

美大を出ているとか、専門的な知識がある人しかなれないと勝手に思っていたんですね。

 

前職がECサイトの更新業務でHTMLは触っていたんですが、コーダー的な仕事が多かったんです。売りたい商品など、こちら側が主体的に提案することはあまりない業務でした。

正直に言ってしまうと、テキストや画像の差し替えだけの作業がつまらなく感じてしまっていて。転職したい、それなら武器がほしい、デザインもできるようになりたい、と自分なりに整理していくとスクールで学びたいという結論に達しました。自分の性格が追い込まれないとやれないタイプなので、締切がある方が良いなと(笑)。

 

そんな風に考えていた時に中途で入ってきた社員がデジタルハリウッドの卒業生だったことを知りました。卒業後のアフターフォローが手厚い、仕事の募集もある、人脈が作れる、と総合的な話でデジタルハリウッドに決めました。

 

―率直に感想を伝えてもらえますか?

 

「心から受けて良かったのひと言に尽きますね。実は説明会に参加する前から受けようと決めていたんです。小平出身なので、多摩エリアのことと聞いたらやらないと、と思って(笑)。

セルフブランディングなど、自分のマインドを鍛えるプログラムがすごく新鮮で魅力的に映りました。私は自己評価が低かったので、学べることが多かったです。

 

授業を受ける中で、自分がハッとした部分は自信がなくてもやります、やれます!と言ってしまって良いんだと知ったこと。売り込むのではなく、自分自身を知ってもらうことに力を尽くすことの必要性が、そういうことなんだと腑に落ちました。

 

フィールドワークで仕事の取り方を知り、自分を知ってもらうことで次につながる何かがあるということも発見できました。

デジタルハリウッドではベーシックなWebデザイナー専攻超実践型就職・転職プランを受講したんですが、実際の企業の人に直接ヒアリングできたローカルワークは、マインドの部分を強く学べたので受けられて本当に良かったです。

デジタルハリウッドの通常の講座に加えてもらいたいです!

 


▼基本データ

デジタルハリウッドSTUDIO立川

立川市曙町2-8-18 東京建物ファーレ立川ビル1F(JR立川駅徒歩4分、多摩モノレール立川北駅徒歩3分)

平日11:0022:00・土日11:0020:00/月・祝日休館

TEL 0120-311-810・03-6873-9073 

tachikawa@dhw.co.jp

 

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