2023年11月に発売した、情報誌『BALL.』VOL.7「肉のしごと」。誌面にご登場いただいた国立市のイタリアンシェフと瑞穂町の農芸高校がタッグを組み、国立市内の小学校の給食で、農芸高校の生徒たちが育てた豚肉を使ったメニューが提供されました。
きっかけは、情報誌BALL.の出版記念イベントとして行われた「豚の会」。
多摩エリアの畜産業の仕事にテーマを絞った特集だったことから、それぞれ牛肉・豚肉・鶏肉をいただける「肉の会」を3回に分けて実施しました。
豚の会を開催した際は、瑞穂町にある東京都立瑞穂農芸高等学校の畜産科学科の生徒さんたちも参加され、豚の生態についてや豚肉の生産の流れなどを発表してくださいました。
そしてその際に同じく会に参加されていた、立川の伊藤養鶏場で育てた烏骨鶏を使った料理を提供している国立市のイタリアン「Casa di Camino(カーサデカミーノ)の川上シェフが、「生徒が飼育した豚肉を仕入れたい!」と給食センターに相談したことで、この企画の実現につながりました。
今回生徒たちが育てた豚を使った給食が提供されるのは、国立第3小学校の5年1組から3組までのクラス。
農芸高校の生徒たちが豚を育てた経緯などを子どもたちに伝え、メニューの監修を行った川上シェフからも説明を行いました。
この日の豚肉を使ったメニューは、「アマトリチャーナ」というトマトソースパスタ。
2日間のみの提供で、次の日はスープのメニューだそうです。
みんなで手を合わせて「いただきまーす!」のかけ声の後は、みんな一目散でパスタに手が伸び、
あっという間にお皿は空っぽに。我先にとおかわりに走る子どもたちの姿がありました。
このコラボ企画は、今後も年に一回ほど提供されるかも!?
BALL.から生まれた新しいプロジェクト、今後も目が離せません!