「ランタンフェスティバル’20」に行ってきました!──密を避ける工夫から生まれた発展

「ランタンフェスティバル’20」に行ってきました!──密を避ける工夫から生まれた発展

10月12日(月)~18日(日)に多摩市内のJ Smile多摩八角堂、豊ヶ丘貝取商店街にて開催されたランタンフェスティバル。コロナ禍の中、フェスティバルという言葉に惹かれたBALL. 編集部の杉井と須崎は、期待を胸に多摩ニュータウンへ向かいました。

光の祭典──ランタンと、カプセルと、テンポと

最初に訪問したのは、このフェスティバルの目玉と言える八角堂のランタンライトアップ。ベトナムの世界遺産ホイアンの雰囲気を感じさせる200個のランタンが八角堂を彩ります。観に来た人々はそろって「わぁー、きれい!」と驚きの表情を浮かべていました。私たちもその美しさに見惚れながら、何度もシャッターを切ります。

でも、イベントはそれだけではありませんでした。八角堂から南東にある豊ヶ丘エリアを中心に、ガチャガチャの空カプセルを使ったイルミネーションが。アートデザインユニットMikke Remikkeと、大学生有志団体によってつくられたそう。空のカプセルの中身は地域の方から寄せられたものもあり、カプセルに吊り下げられた透明なリボンには、大人から子どもまで、多くの人の願いが書かれていました。

さらに東へ歩くと、貝取エリアにたどり着きます。スーパーや茶房が並ぶ商店街の一角に突然、アート作品が。

▲たまのニューテンポ

突然現れたアート展に私たちが驚いていると、ちょうどすぐそばに、アートプロジェクトの企画・運営を行うニューマチヅクリシャの横溝さん(一級建築士事務所スタジオメガネ)がいらっしゃいました。「空き店舗になっていたスペースを、アート作品の展示スペースにしたんです」と横溝さん。

このアートプロジェクト「たまのニューテンポ」は、多摩ニュータウンにある遊休不動産や街の隙間を、一時的に展覧会やイベント会場として活用する企画だといいます。今回が1回目で、多摩エリアをはじめ各地で展覧会の企画を行うインキュペンダント・キュレーターの青木彬さんを中心に、光岡幸一さん、村松佑樹さん、喫茶野ざらしさんの3人のアーティストが参加。空き店舗だったスペースは、コンクリートがきれいな色のまま残っており、このために用意された空間のように感じられます。

制限から生まれた進化。新しいイベントのカタチ

それから「たまのニューテンポ」正面にあるJ Smile FOODSマーケット内のアジアンフェアで、タイやフィリピンなどアジア各国のビール、スナックを見て楽しんだ後、ランタンフェスティバルを主催する、JS日本総合住生活株式会社の住生活事業計画部・事業計画課の鋤柄(すきがら)さやかさんにお話を伺いました。

▲ランタンフェスティバル’20の経緯を語る鋤柄さん

昨年から始まった多摩ニュータウンのランタンフェスティバル。昨年は八角堂で1日限りのイベントにも関わらず、1,000人以上が訪れたといいます。しかし2回目の今年は新型コロナウイルスの流行により、人が密集していた昨年と同様の形では開催できなくなってしまいました。そんな中、もともと一緒に何か企画できないかと声を掛けていた地域リノベーションプロジェクト、ニューマチヅクリシャと、継続実施に向けて、さまざまなアイデアを考えたと鋤柄さん。

鋤柄 「その結果、エリアを拡大して、まち歩きのようなイベントにしてしまおう、ということになったんです。商店街とつながりのあったニューマチヅクリシャのおかげで、八角堂から豊ヶ丘貝取商店街までを『ゆったり歩いて楽しめる』イベントとして、密を避けながら、1週間にわたる形で今年も開催することができました」

横溝 「普段はこんなに人がいない商店街なんです。ランタンフェスティバルは、地域の方々に商店街の新たな価値や魅力を考えさせるきっかけになると考えています」

新型コロナウイルスの流行による制限の中で、地域への広がりが生まれたランタンフェスティバル。来年は一体、どのような進化を遂げるのでしょうか。

コロナ禍で自宅にいる時間が長くなった中、地域の人が安心して疲れを癒せるイベントが、多摩にありました。

 

主催

日本総合住生活株式会社 住生活事業計画部

TEL.03-5577-3673

ニューマチヅクリシャ

協力

多摩市若者会議 ・ 豊ヶ丘貝取商店会 ・ ネコサポ provided by ヤマトグループ ・ UR都市機構

 

特別協力

ベトナム・ランタンまつりinなめりかわ実行委員会

 

アクセス

J Smile 多摩八角堂 多摩センターからバスに乗車、「落合四丁目」下車徒歩4分

J Smile FOODS MARKET 多摩センター駅からバスに乗車、「豊ヶ丘四丁目」下車徒歩2分

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