ものづくりを仕事にする セミナー&コンペ入賞作品を限定販売 8月7日(土)~【BALL. HUB × 東京創業ステーションStartup Hub Tokyo】

ものづくりを仕事にする セミナー&コンペ入賞作品を限定販売 8月7日(土)~【BALL. HUB × 東京創業ステーションStartup Hub Tokyo】

未だ先行きの見えないコロナ禍で、”不要不急”の言葉とともに多くのものが排除され、人知れず失われているものがあります。

創作活動やものづくりも例外ではありません。現在グランデュオ立川で運営しているビジネスとデザインの交流拠点「BALL. HUB」にも、多摩のクリエイターの商品を販売するブースを設置しています。

同じく多摩エリアで、”あなたの起業がぐっと近づく”をコンセプトに、地域の人たちの創業支援を行っているのが、「東京創業ステーションTAMA Startup Hub Tokyo」です。

「ものづくりを仕事にする セミナー&コンペ」は、創作活動やものづくりで、プロとして生計を立てることを目指す方へ、期間限定の売り場を提供する企画。

東京創業ステーションStartup Hub Tokyoとけやき出版がアドバイザーとなり、実際に販売を経験しながら経済的自立ができるものづくり領域での起業家の育成を目的として、今年5月にスタートしました。

そんなセミナー&コンペ入賞作品を、8月7日(土)から9月5日(日)にかけてBALL. HUBで限定販売します!

今回はセミナーの開催からコンペまでの様子とともに、7日(土)から販売される商品をご紹介。

販売に向けてスキルや見せ方を磨いていく

「ものづくりを仕事にする セミナー&コンペ」のスタートは、今年5月でした。

第1回のテーマは、「ものづくりを仕事にするとは? / セルフブランディング」。

けやき出版代表の小崎は、ターゲティングの設定の仕方やオリジナリティといった話のほか、「自分が欲しいと思えるものをつくる」「商品、事業に情熱を持つ」ことの大切さを語りました。

後半、写真映像作家で起業コンシェルジュの松井みさきさまにお話をいただいたテーマが、セルフブランディング。実際のワークを交えながら、企画アイデアを考えるベースとなる「6W2H」などをご説明いただきました。

ここから、6月30日(水)のコンペ入賞、そして約1カ月間のBALL. HUBでの商品販売の権利に向けて、各参加者たちの想いに火が点いていきます。

第2回のテーマは、「マーケティング&PR」。商品販売の成功に向けた具体的な販売戦略について、松井さまと、第1回でファシリテーターを務めたアートメディエーターの冠那菜奈さまがお話ししました。

6月に行われた第3回のテーマは、ポートフォリオの作り方。コンペ前最後のセミナーとなったこの回は、参加された方々の熱気があふれ、真剣な空気の中、多くの質問が集まりました。

コンペを勝ち抜き、BALL. HUBでの販売権利を掴んだのは?

そうして6月30日(水)のコンペ本番が近づいてきました。エントリーからコンペに進んだのは5名。最後にBALL. HUBで商品を販売できるのは、3名と通知されていました。

また事前の6月17日(木)には、プレゼン練習会もありました。コンペを勝ち抜くには、単に魅力的な商品をつくるだけでなく、魅力や自身の想いを審査員たち(松井さま/冠さま/グランデュオ立川直扱事業部・営業部の皆さま/けやき出版小崎)にしっかりと伝える必要があります。参加者それぞれがフィードバックをもらいながら当日に向けて準備を進めました。

そしてコンペ当日。

普段プレゼン慣れしていないクリエイター・アーティストの皆さんは全員見るからに緊張した面持ちで臨まれていましたが、話し始めたとたん、それぞれの作品への想いが溢れんばかりの熱のこもったスピーチが続きました。

ご家族の話、自分の仕事の話、作品を生み出すまでのエピソードなど、紆余曲折を経て辿り着いた努力と工夫が伺えました。

そしてさらにグランデュオ立川の皆さんからの、“販売のプロ”の厳しくも的確な感想やアドバイスに、参加者の方たちは感嘆しきり。これからプロとして食べていきたいという皆さんにとって、とても貴重な機会となりました。

審査の結果、わだかよさま、角田さま、兼平さまの3名がコンペの勝者としてBALL. HUBで商品を販売することが決まりました。さらに徳重さまも、その努力と実力が審査員から高い評価を受け、初日限定で販売が決定。

多摩発のクリエイターを目指しコンペを戦った5名のうち、4名の商品がBALL. HUBの店頭に並びます。

気になる4名の商品をご紹介

①わだかよ

絵本作家を志したきっかけは、娘の長期入院でした。我が子を笑顔にしたい想いで描き始めた「うさぎのうーさん」。流れゆく時間の大切さを感じながら、親子一緒に楽しんでほしい。そして一緒に笑顔になってほしいと思い作品をつくっています。

のんびり、ふんわり、やさしさあふれるピンクのうさぎ、うーさん。色鉛筆とパステルの柔らかいタッチで、うーさんの穏やかなキャラクターと丁寧な暮らしを描く。
■絵本…各1,000円(3冊セット…3,000円)
■ポストカード…1枚170円(3枚セット…500円)
■ミニうーさん人形…1個1,500円
*いずれも税込み

②角田雅美

好きなことを仕事にするのは、一部の限られた才能のある人だけだと思っていました。でもずっと諦めきれなかったんです。自分の好きだった絵で、絶滅危惧種の動物たちを守る役に立ちたいと思います。

自然豊かな多摩が大好きで、動物イラストのほとんどは、多摩動物公園の動物たちがモデル。売上の一部は動物を守る活動をしている団体に寄付される。持つだけで保護活動につながる商品。
■トートバッグ…1,500円~
■15cm角額装イラスト…2,500円
■ポストカード…150円
*いずれも税込み

③兼平翔太

多摩の歴史に触れるきっかけとなるプロダクトをつくってみたくて、このコンペに参加しました。アーバンデザイナーとして、パブリックアートやオープンスペースなど、さまざまなデザインを手がけています。私の住む多摩エリアには、多摩ニュータウンをはじめ数々の団地がある地域。近年注目される団地のリノベーションなどを、多摩の人々、さらには世界に知ってほしいです。

団地再生をシミュレーションするカードゲーム。プレイヤーは、団地のデザイナー、つまり都市計画家となって、カードを使い団地のレイアウトや付属する公園などのアメニティを配置します。ゲームを通して、楽しみながら団地再生を体験できます。
■51C(カードゲーム)…2,000円 *税込み

④徳重千里

これまで世界各地を訪ね、その土地での記憶をイラストにしてきました。たくさんの景色に心を動かされてきましたが、ここ多摩エリアも多様な自然と文化がぎゅっと詰まった私にとって特別な場所です。そんな多摩に恩返しできればと思います。

多摩エリア各地で出会った景色や花、動物のイラストから、ポストカードとおみくじを制作しました。忙しい毎日で見逃してしまうこと、忘れてしまうこと。多摩の景色が描かれた商品が、笑顔を生む手助けになれば嬉しいです。
■ポストカード…各150円(4枚セット500円、フレーム付3,000円)
■お手紙おみくじ…150円
*いずれも税込み

【ものづくりを仕事にする】セミナー&コンペ入賞作品限定販売

・期間
8月7日(土)~9月5日(日)
・場所
BALL. HUB(JR立川駅直結グランデュオ立川3F)

グランデュオ立川
東京都立川市柴崎町3-2-1

 

お問い合わせ

株式会社けやき出版
東京都立川市柴崎町3-9-6 高野ビル1F
TEL : 042-525-9909

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