先月、グランデュオ立川3階「BALL.HUB」にて第1回ダイバーシティセミナーを開催しました。第1回のテーマは「LGBT人材が働きやすい環境づくり」です。
LGBTとは レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシュアル(B)、トランスジェンダー(T)の頭文字をとった言葉で、セクシュアルマイノリティのことを指します。LGBTは左利きの人と同じくらいの割合で、日本人口の3〜8%いると言われています。
身近にいるかもしれない、LGBT。
しかし見た目でLGBTかどうかがわかるわけではありません。
「そもそもLGBTってなに?」
「なぜダイバーシティやLGBTの取り組みを職場でする必要があるのだろう?」
「身近にLGBTの社員がいた場合に、どう接したらいいかわからない」
「多様な人材を活用するためにできることを知りたい」
セミナーでは、上記のような課題を解決するための内容をお話ししました。
参加者からは「学びが多かった!」「これからの時代必要なので勉強になりました」といったお言葉をいただきました。
第2回のテーマは「アンコンシャス・バイアス」
アンコンシャス・バイアスとは、「無意識の偏見」と訳されます。今まで生きてきた文化や習慣などから培われたモノの見方が、ときに固定概念(バイアス)となり何気ない会話や行動に現れることがあります。それはとても些細なことであるケースが多いです。
例えば、日常生活のシーンでは、
・ピンク色の服を着ているのは女の子、男の子はスポーツをしている
・父親はサラリーマンで、母親は家事育児をするという家庭像
このような固定されたイメージを見る場面が多いのではないでしょうか。
他にも、職場においては、
・保育士や看護師などは女性らしい仕事
・育児休暇を取得する男性は昇進意欲がない人なのだろう
・シニア人材はPCスキルが低い
といったステレオタイプ的考えや勝手な解釈から偏った判断をしている可能性があります。
アンコンシャス・バイアスは「思い込み」や「決めつけ」に繋がり、自分自身のキャリアを狭めてしまったり、身近にいる人のモチベーションを下げたりする恐れがあります。またマネジメントや採用を行う際にも起こりえるため、組織全体のパフォーマンスにも悪影響を及ぼす可能性もあります。
アンコンシャス・バイアスは誰にでもあります。
悪影響を少しでも減らすためにはアンコンシャス・バイアスについて知り、自らの行動や判断を振り返り、偏った考えをしていないか意識を持つことが大切です。
☆こんな方におすすめ
・アンコンシャス・バイアスがマネジメントや採用などにどのような悪影響を及ぼすのか知りたい
・マネジメントの質を高め、従業員のモチベーションを高めたい
・インクルーシブな職場作りを進め、組織を成長させたい
ぜひお申し込みの上、ご参加ください。
第2回ダイバーシティセミナー【アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を知る】
■概要
「アンコンシャス・バイアス」(無意識の偏見)は、日常や職場にあふれています。
知らず知らず決めつけや思い込みを基に判断をしていると、メンバーとの関係性や組織マネジメント、採用やビジネスにおいて、悪い影響を及ぼします。
本セミナーではアンコンシャス・バイアスは日常や職場でどんな時に起こりえるか、またその弊害を知り、適切なコミュニケーションを学びます。
■トピック
アンコンシャス・バイアスとは何か/アンコンシャス・バイアスの悪影響を減らす/インクルーシブな環境づくり
■主な対象:中小企業の経営者様・人事採用担当者様、管理職様
■日時:2021/12/22(水)18:00 ~ 19:00
■場所:グランデュオ立川3F BALL. HUB(東京都立川市柴崎町3丁目2-1)
■参加費:3,000円(税込)
■参加方法:チラシ裏面のFAXか、フォームより12/20(月)までにお申込みください
■定員:10名
■講師紹介
芦田 真子
飲食店での接客や店舗販売、採用やIT営業などを経験。カミングアウトを機に、社内のLGBT研修やLGBTコミュニティ運営を行っている。
分からないままでも、私らしくいられる─私のカミングアウト【LGBT人材が働きやすい環境づくり:前編】
【新型コロナウイルス感染症への対策について】
・ご来場いただく際は、必ずマスクの着用をお願いします
・体調に不安を感じる方はご来場をお控えいただくようお願いします
・入口にアルコール消毒の設置を行いますので、手指消毒にご協力ください
主催:BALL. COMPANY(運営:けやき出版)
お問い合わせは、けやき出版まで(TEL:042-525-9909)