畑で出会う企業と学生たち「シュウカツやめて、シュウカクしよう」
情報誌『BALL.』でもたびたび紹介をしてきた、国立市にある「くにたち はたけんぼ」。田んぼや畑の体験活動、乳幼児から青年期まで幅広い年齢層への子育て支援を行なっているコミュニティ農園を舞台に、学生発案・主催で新たな取り組みがスタートする。
それが、体験を通じて人とのつながりを深め、未来への出発点となることを目的とした新たな就活マッチングイベント「ミライセン」だ。
会議室での面談ではなく、誰もが「素」になる畑で理解を深め合う
企業も学生も今までは“着飾った姿”で出会う“形式化された就活”が当たり前。しかしそれではお互いが本質的に求めていることとミスマッチが起きてしまうのではないか。そんな疑問を抱いた大学生が、大手就活サイトでは知り得ない情報、小さくても魅力ある多摩エリア(国立市、立川市)の企業に出会う機会を増やしたい。体験から生まれる会話やそこから派生するつながりから自分に合う働く場所を見つけたい。なにより、いつもの自分で企業と話したい!という思いを持って企画した「ミライセン」。実際に「くにたち はたけんぼ」での実体験がベースとなっているという。

企画者は東京女子大学 現代教養学部国際社会学科コミュニティ構想専攻 重 果林菜さん。初めて訪れた「くにたち はたけんぼ」で初対面の人々に囲まれ緊張と戸惑いがあったが、イベントが始まると野菜の収穫・調理・食事を通じて、さまざまな人と会話をすることができ、自身もコミュニティの一員に加わることができたように感じたという。


“就職”だけがゴールではない、人生を豊かにする“つながりのスタート”
本イベントのターゲットは、夏休み中のインターンや企業説明会に参加する前後の学生と、学生との出会いを求めている多摩エリアの企業。実際に手を動かし協力し合いながら行う野菜収穫や石窯で焼くピザ作り、BBQなどの体験の中で興味を抱いた者同士がざっくばらんに交流できるのが最大のポイントだ。

学生はBBQを楽しみながら多様な企業と話せるまたとないチャンス、そして企業側は地域で働きたい学生にPRを行うことができ、関係を深めることができればインターンシップやアルバイトとして働き手を受け入れるチャンスにつながる。
あくまでも畑での交流をきっかけに、就職をゴールとしない、お互いにとってのより良い関係性を見つける新しい就活スタイルを提供するイベントだ。
弊社けやき出版をはじめ、域密着の企業が参加予定
第一回目の開催は8月2日(土)16時から。参加企業は、物流を中心に車両販売・整備や食品加工、引越しなどの事業を行うつばさホールディングスと、創業以来地域密着で情報発信を行い、出版・広告・拠点運営など事業の幅を広げている弊社けやき出版(他は調整中)。


そして、運営側は会話の中で生まれたアイデアや感想を書き出すことで視覚化し、今後の企画案につながるものや、その日得たものを明確にして継続的に「ミライセン」を開催していく姿勢。
多摩エリアでの仕事に興味がある学生、飾らない姿の学生と出会い関係を深めたい多摩エリアの企業の方々の参加をお待ちしています!
※今回の募集は学生のみ、企業の方は参加いただけません、次回以降の参加申し込みをお待ちしています!
ミライセン
開催:8月2日(土)
時間:16:00~19:00
場所:くにたち はたけんぼ(国立市谷保661)
参加費:学生1,000円(食事代込み)
※企業の参加は事前申込制のため今回はご参加いただけません
内容:野菜収穫、ピザ作り、BBQ
応募先:こちらより申し込み
問い合わせ:miraisen.info@gmail.com