多摩結び#2 「多摩エリア」って、そもそもどんなところ?

多摩結び#2 「多摩エリア」って、そもそもどんなところ?

多摩エリアには、26市・3町・1村の自治体があります。それぞれの顔である市町村章をご祝儀袋の飾り紐「水引」で表現していきます。同時に市町村の特徴を見てみましょう。

市町村章を結ぶその前に

こんにちは、紙単衣の水引デザイナー小松です。

前回「次回から市町村章づくりにチャレンジしていきます!」と意気揚々と書きましたが、その前に多摩エリアの概要を知りたいと思いましたので、今回は「多摩」を学ぶとともに、「多摩」に思いを馳せながら水引を結ぶことにしました。

多摩エリアって、どんなところ?

多摩エリアとは、東京都のうち特別区(23区)と島しょ部(伊豆諸島・小笠原諸島)を除いた市町村部(26市・3町・1村)のことです。東京23区の西側にあります。

北多摩エリア(17市)

立川市・武蔵野市・三鷹市・府中市・昭島市・調布市・小金井市・小平市・東村山市・国分寺市・国立市・狛江市・東大和市・清瀬市・東久留米市・武蔵村山市・西東京市

南多摩エリア(5市)

八王子市・町田市・日野市・多摩市・稲城市

西多摩エリア(4市)

青梅市・福生市・羽村市・あきる野市

西多摩郡エリア(3町1村)

瑞穂町・日の出町・檜原村・奥多摩町

人口:約420万人              面積:783.95平方キロメートル(※ 東京都の統計

東京都全体の人口は約1400万人なので、多摩エリアには都民の約3分の1が住んでいることになります。約420万人がどのくらいかというと、46道府県の人口と比べてもトップ10に入る数です。東京一極集中のすさまじさを感じますね!

多摩エリアは緑が多く人口密度にゆとりがあって、都心へのアクセスが良いので、子育て世帯の住まいや行楽地として人気があります。

多摩エリアで育った幼少期を想って水引を結ぶ

私自身も幼少期を緑豊かな多摩エリアで過ごしました。
木登りをしたり、お花を摘んだり、虫を捕ったり、外で元気に遊びながら楽しく育つことができたなぁとしみじみ思い返します。

そんな日々を振り返りながら、童心に返って「多摩」の文字を水引で結んでみました。

周りにはよく遊んだ葉っぱや小枝、木の実を水引で結んで並べています。

小川を見つけて生き物観察をしたこともよい思い出です。

夕焼け小焼けのチャイムを聴いて、きれいな夕焼け空を眺めながら急いで家に帰った記憶から、多摩の字は夕焼け色で結んでみました。水引のおめでたい感じも出ますね。

たくさんの人が暮らす緑豊かな「多摩エリア」に、たっぷり思いを馳せたところで、次回こそ市町村章づくりにチャレンジします!


水引デザイナー:小松 慶子(こまつ けいこ)

水引の産地・長野県飯田市生まれ。小5の夏休みに自由研究で「飯田水引」と出会う。法政大学社会学部社会学科卒業。ECサイト運営会社を経て、WEBデザイナー/ディレクターとしてIT関連企業勤務中の2015年に「紙単衣 – kamihitoe -」をスタート。
2018年 独立と同時に小金井市に水引アトリエショップをオープン(2020年5月閉店)。自身でECサイトを運営する傍ら各地で水引ワークショップを開催。オリジナル商品の取り扱い店は全国に広がっている。
マーケットを意識した企画協力から、デザイン、パッケージ制作、大量生産まで一貫して引き請け、寺院の授与品や企業のPB商品、ラッピング資材、商業施設の大型ディスプレイアート制作まで幅広く手がける。
第2回 飯田水引コンテスト「飯田水引協同組合賞」受賞。


紙単衣
オンラインショップ:https://kamihitoe.theshop.jp/
Instagram:http://instagram.com/kamihitoe_mizuhiki
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