近年、宅地開発による農地の減少が課題となっている東久留米市。
相続などの問題で手放された農地が画一的かつ無機質な住宅群へと姿を変えていき、緑のある風景が少しずつまちから失われていく現実があります。
そんな中、300年に渡り農業を営んできた農家を中心に、東久留米市内で新しい住まいづくり「タネニハの森 Farm Village」が始まりました。
農や植物に寄り添う、18の住まい
タネニハの森 Farm Villageは、東久留米市の南町にある2900㎡の小麦畑に「コーポラティブ方式」という住宅を建築する人たちで組合を組成し、共同して土地の取得・建物の設計などを行なって18の住居をつくるプロジェクト。
その関係者たちのトークイベント「ファームヴィレッジテーブル」が現地で開催されたので、リポートをお届けいたします!
当日の会場は、タネニハの森の場所のオーナーでもある秋田緑化農園の秋田茂良さんが暮らしている母屋。ご実家でもあるこの空間で、これからスタートする花づくり、まちづくり、暮らしづくりについてお話を伺いました。
このプロジェクトに関わるのは、建築・監修を担当するビオフォルム環境デザイン室の建築家・山田貴宏さんや企画コーディネーター・コミュニティ形成支援を行う「ひととわ不動産」、建設・施工を担当する相羽建設など地域のまちづくりのプロフェッショナルたち。
東久留米市のまちのこと、このプロジェクトを始めた理由、関わる人たちの紹介など参加者たちも会話に加わりながら、和やかな雰囲気で会は進みました。
今後のスケジュールとしては、11月の募集開始を目指し準備中。
直近では10月11日(土)10:00〜12:00に、ビオフォルム環境デザイン室の建築家・山田さんをゲストに招いてのファームヴィレッジテーブル第2弾を開催予定。
お申し込みはこちらから。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScOipVWtEmagDVnSlP3qD9QAPIGGVcTLbiBGgOcMxD0-DCYCg/viewform
今後の動きはWEBサイトやSNSなどで発信していくので、気になる人はぜひチェックを。