コロナを経て多様な暮らし、働き方が確立されつつある今。郊外型住宅が新たな注目を集め、住宅再編の動きも出てきています。そんな中、近年注目されている中古住宅のリノベーション。新たに新築を建てるより、古さを活かして安価に自分なりにカスタマイズしたいというユーザーが増えています。
そこで新たに、リノベーション専門の交流型モデルルーム機能を備えたコミュニティスペースが多摩市に誕生します。
運営を手がけるのは、多摩市の一級建築士事務所「8Y8(エイティエイト)」。保育園などの施設を中心に全国の建物のデザイン・設計を行なっています。
8Y8の代表で一級建築士の西田聡さんは、保育園などのBtoBを中心に関わっていた建築・設計の仕事から、もっと地域に目を向けたBtoCの地域活性化リノベーション事業を展開したいという思いから、この新規企画を立ち上げました。
「弊社がある多摩市のニュータウンは、高度経済成長期に開発され現在若年層の人口減少、空き店舗・空き家の増加などさまざまな課題に直面しています。
また、ライフスタイルの多様化によって近隣付き合いの減少や地域コミュニティの希薄化も浮き彫りになっている現実があります。この事業を新たに始めることで、地域の交流を図りながら自分の住む家づくりを楽しく考えられる、そんな場所ができればいいなと思っています」
2022年の11月現在、着々と工事が進行中。各沿線の多摩センター駅から徒歩4分、目の前には乞田川が流れる好立地です。
多摩エリアの新名所となるこのスペースの進捗を、BALL.WEB MAGAZINEでレポートしていきますのでお楽しみに!