自然豊かな田舎への移住希望者と、まちの人々と繋ぐ架け橋になりたい!

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東京都・奥多摩町に古民家を改装したゲストハウスが今夏オープン予定

アフターコロナの時代は仕事のリモート化が進み、都心から少し離れた自然豊かな場所に移り住む人が増えることが予想されます。こうした未来の暮らしを見据えて、今夏東京都・奥多摩町に誕生するのが「きよかわゲストハウス」です。

ゲストハウスとは、安価で泊まれる素泊まり宿のこと。舞台として選ばれたのは、JR奥多摩駅から徒歩2分の場所にある築110年の古民家です。

コロナウイルスの流行で宿泊関連の事業者が厳しい経営状況を迎えている中、オーナーの西田和哉さんは、「暮らす場所、働く場所としてこれまで以上に地方が関心を集めるようになる」と、開業に対してとても前向きです。

そもそも、奥多摩町ってどこにあるの?すごく遠いんでしょ?と思う人も多いはず。

都心から遠いイメージのある奥多摩町ですが、快速列車に乗れば新宿駅から1時間30分ほどで到着します。思っているほど遠くない!いや、むしろ余裕で通える!!

東京都でありながらも森や湖、渓谷、鍾乳洞など豊かな自然に恵まれた奥多摩町は、暮らしながら働く場所としては最高のロケーション。

野生の鹿や猪、猿、熊、ムササビといった多種多様な野生動物の宝庫だそうです。

山間をサイクリングしているだけで、心身ともにデトックス。マイナスイオンも吸いたい放題!

透き通るように美しい湖では、カヤックやSUP(サップ)などのアクティビティを気軽に楽しめる、アウトドア好きにはまさに聖地のような環境。ここは本当に東京か!?

コロナウイルスの流行で外出自粛が続き、リモートワークやオンライン飲み会が世の中に浸透したことで、暮らす場所や働く場所が以前ほど固定されなくなってきました。
アフターコロナの時代は、地方都市が今まで以上に関心を集めるだろうとオーナーの西田さんは考えます。

奥多摩駅周辺にはローカルな居酒屋や観光客で賑わうお洒落なカフェなどが多く、深夜の酒場に繰り出せばディープな時間を満喫することができます。
奥多摩町の真の魅力を知るためには、泊まりがけでゆっくり過ごすのがおすすめです。

「きよかわゲストハウス」でも地元住人が気軽に立ち寄れるバーカウンターを併設。
ゲストハウスが旅行者と近隣住人を繋ぐパイブ役を担うことで、いずれこの町を気に入って移住してくれる人が出てくることを期待しているといいます。

そんな大きな野望を携えて「きよかわゲストハウス」づくりに挑む、オーナーの西田さん。

10年前にゲストハウスの魅力に取り憑かれて以来、全国のゲストハウスを泊まり歩いてきたという筋金入りのマニアです。5年前にはその趣味が高じて「ひげむぅ」というゲストハウス情報サイトを立ち上げ、今でもライフワークとしてサイトの運営をしています。

西田さんがつくりたいと思っているのは、行きつけにしてもらえるゲストハウス。
家と職場に続く「第三の居場所」があれば、すり減ってしまった心が癒されて明日への活力になり、暮らしがちょっぴり豊かになると考えています。

ひとり旅で利用する人が多いゲストハウスでは、宿泊者同士が当たり前のように交流します。
訪れるだけで「出会いが生まれる場所」というのが、旅館やホテルにはないゲストハウスならではの魅力なのです。

2020年夏のオープンに向けて、現在も着々と準備が進められています。趣のある古民家は、かつて㐂代川(きよかわ)という屋号の食堂だった場所。それを引き継ぎ「きよかわゲストハウス」と名付けられました。

建具は綺麗に掃除をして再利用。改装の傍らで行う観光関連事業での収入を開業資金に充てる計画で進められていましたが、新型コロナウイルスの影響で収入が途絶えてしまい150万円ほど不足しているため、現在はクラウドファンディングに挑戦中とのこと。

きよかわオリジナルクラフトビールやゲストハウスへの宿泊券などの魅力的な返礼品が多いこともあって、100名近い方から110万円以上の資金が集まっています。
クラウドファンディングの期間は残すことあと20日。支援を通して、ぜひ奥多摩町を訪れるきっかけをつくってみてください!

きよかわゲストハウスのクラウドファンディング

https://motion-gallery.net/projects/kiyokawa_guesthouse/

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