JR青梅線の昭島駅からすぐ、商業施設のモリタウンで西多摩を代表する2店によるコラボレストランが2022年1月16日(日)までの期間限定ポップアップショップとして現在オープン中。
JR五日市線の終点・武蔵五日市駅前にあるお店『do-mo Kitchen CANVAS』と、フードロスを意識したこだわりの強い味作りで根強いファンが多いラーメン店『五ノ神精肉店』という、西多摩エリアを代表する人気店がタッグを組みました。
あきる野の素材を生かした多彩なメニュー
そこで、『do-mo Kitchen CANVAS』を運営する、株式会社do-mo代表取締役の高水 健さんにお話を伺うことに。
実は高水さん、弊社情報誌『BALL.』の前身である地域情報誌『たまら・び』の93号で2016年にあきる野市を特集した際取材でお世話になったことから始まり、『BALL.』VOL.3でも武蔵五日市前で定期的に開催している「五市マルシェ」の主催者として取材にご協力いただいたことも。http://do-mo-crew.com
このポップアップショップをオープンするきっかけを伺いました。
「実は、モリタウンのすぐ近くにあるアウトドアに特化した複合商業施設『アウトドアヴィレッジ』のキャンプエリア、『モリパークキャンプ』のイベント運営にdo-moが関わっていたことがきっかけなんです。その時のご縁で今回お声がけいただき、西多摩エリアの発信拠点としてこの場所を生かしたいとお話があったことから、五市マルシェでもご一緒していた五ノ神精肉店の伊藤さんもお誘いしました」
『do-mo Kitchen CANVAS』の一番人気メニュー「里芋ハンバーグプレート」をはじめ、あきる野市の素材をふんだんに活かした滋味深い料理がこのお店でもいただけます。
里芋が練り込まれたハンバーグはふわっと柔らかく、口に入れると里芋のしっとり感がアクセントに。別添えされているあきる野産の卵黄をのせると、トロッととろけた味変を楽しめます。さらに自家製の鮎ふりかけをごはんに振りかければ香ばしさが広がるという、地域の魅力がぎゅぎゅっと詰まりまくりの一皿なのです。
ドリンクメニューも大充実で、昭島市内のクラフトビールブルワリー「イサナブルーイング」の昭島の深層地下水で作ったクラフトビールや、あきる野市内の畑で育てたぶどうを使ったヴィンヤード多摩ワインをはじめ、あきる野市といえば紫陽花の名所・南沢あじさい山があることから紫陽花の仲間である自家栽培した甘茶「あじさい茶」のあじさいハイは、ノンカフェイン・ノンカロリーで美容にも良いとされているそう。
夜になると店外には木をふんだんに使った屋台が登場し、まだまだ続く寒さを吹き飛ばすようなほっと温まるラーメンや炉端焼きのメニューが並びます。
「美味しい素材を捨ててしまうのが忍びなくて」と、先駆けてフードロスを意識し廃棄されてしまう様々な食材をラーメンの素材として華麗に生まれ変わらせ、個性あふれる一杯を提供し、五ノ神精肉店をはじめ多数ラーメン店舗を展開している店主・伊藤さんがつくるラーメンメニューも地域を意識したものばかりです。
店内にはdo-moオリジナルの鮎ふりかけや鮎オイル、それぞれ地域で活躍する作家の方たちが作るオリジナルグッズの販売スペースも。
カフェだけでなくあきる野市・武蔵五日市のキャンプ場「深澤渓 自然人村」やイベントの運営など、地域愛あふれる事業を展開し続けているdo-moの次の展望を高水さんに聞いてみました。
「自社開発も含めて、今よりもっと踏み込んだ形でプレイベート空間の使い方をアップグレードさせていきたいですね。単純にキャンプ場でBBQをするだけではなく、サウナを仲間内で貸し切って、あったまったらそのまま目の前の川にダイブするとか(笑)。アウトドアを楽しむだけではなくワーケーションもできたりだとか、付加価値を提供していきたいです。そのためには地域の方々とももっと連携して、面白いことを広げていきたいですね」
まだまだ膨らんでいくワクワクする構想。西多摩エリアの可能性は、その広い空と山々と同じように雄大な光景が広がっていきます。
『CANVAS&五ノ神精肉店@MORIPARK』は16日までとなるので、お早めに!!
CANVAS&五ノ神精肉店@MORIPARK
2021年12月16日(木)~2022年1月16日(日)8:30-22:00
JR青梅線昭島駅北口すぐ https://www.moripark.com/collabo/