【立川市】諏訪の森MARKET&ガニガラマルシェ レポート

【立川市】諏訪の森MARKET&ガニガラマルシェ レポート

数日前には雪がチラつき突然の寒さに凍えた日もあった3月下旬。
しかし、イベント開催前日には暖かくなり、3月22日(土)と23日(日)の週末はさらに天候にも恵まれ、青空の下での開催となりました。
多くの人に楽しんでいただけた「諏訪の森MARKET」、そして、同日開催の「ガニガラマルシェ」と「南口駅前マルシェ」も合わせてレポートします。

諏訪の森MARKETのコンセプトは「“なん(南)でも”集まる立川(南)の新たな楽しみ」

立川駅徒歩約10分の長閑なエリアにある、諏訪の森広場で開催した「諏訪の森MARKET」、多摩モノレール柴崎体育館駅前・ガニガラ広場の「ガニガラマルシェ」、多摩モノレール立川南駅前の「南口駅前マルシェ」の3会場が連携することで、立川南口のにぎわいを創出した3月22日(土)と23日(日)。
まずは、「諏訪の森MARKET」で皆さんに楽しんでいただいた3つのコンテンツについて紹介します。

諏訪の森MARKET「ステージコンテンツ」

心地よい音色についウトウト…という意見もあった優美なフルート演奏や、お祭り気分が高まるお囃子、思わず目を奪われる大道芸のパフォーマンス、野外で見ることは稀な落語など、まちの人々が日頃の活動を披露しながらまちの人たちと一緒になって楽しみました。
オープニングを飾ったのは立川南口でフルート教室「Anfang Flute」を主宰する尾田晴加さんと奥村紗季乃さんによるフルート演奏。演奏後はテントブースにて瓶や水道管などを使って音を出すワークショップも行いました。

3月22日(土)11:00~、23日(日)12:00~と2日にわたって出演。

初日のみ出演いただいたのは、西東京市を中心に活動している落語家・天家燈四郎(あまやとうしろう)さん。開放的な野外ステージで、ささやくような小さな声から迫力の啖呵まで、耳も目も楽しめるさまざまな噺に小さな子どもたちも釘付けになっていました。きっと「落語は初めて」という方もいたと思いますが、天家さんの落語独演会をきっかけに趣味や興味の幅が広がれば嬉しいな!と思うステージでした。

落語家・天家燈四郎さん。

また、昭和30年から活動し、船橋流囃子を伝え続けている錦囃子「立川錦囃子連」と、八王子市追分囃子から伝来する目黒流祭囃子を今に伝える「錦みよし会はやし連」による和太鼓演奏では、お囃子に合わせてお面を被った方の踊りや獅子舞などが披露されました。そして、演奏終了後は参加者がステージに上がって実際に楽器に触れるお囃子体験会を実施。それまで華麗な様子で楽しませてくれた舞いや楽器演奏に子どもたちの興味はマックス。積極的に楽器を奏でる姿が可愛らしく印象的でした。

実際に使っていた和太鼓を奏でたお囃子体験。

大道芸では2名のパフォーマーが登場し、会場と一体となったステージを披露した。Flow Artist NOBUさんの大道芸では、民族楽器ディジュリドゥの生演奏と流れるようなフローアートを融合させた独自のパフォーマンスを展開し、クライマックスではロープダートを使ったパフォーマンスでステージいっぱいにシャボン玉を舞わせて、光と風を感じる空間に多くの人が引き寄せられていました。

Flow Artist NOBUさん。

そしてラストを盛り上げたのはPerformer聖夜さん。音楽に合わせたダンサブルなディアボロ(ジャグリング及び大道芸の道具の一種で、空中で回転させるタイプの独楽)で子どもたちの興味を惹き、観覧者と一体感ある空間をつくりあげていました。

Performer聖夜さん。


【出演者】
Anfang Flute
天家 燈四郎
Happy Acro Tribe
立川錦囃子連・錦みよし会はやし連
Flow Artist NOBU
Performer聖夜

諏訪の森MARKET「たちモンバトル」

立川南口商店街連合会が2022年に考案し制作した、商店街・商店をモンスター化したトレーディングカード「たちモン」カードで遊べるように用意したのが、「たちモンバトル会場」です。

毎年秋に開催されるイベント「立川南フェスタ」で実施される「たちモンクエスト」を、今年は春から盛り上げていこう!と、気軽に遊べるスペースを用意。また、過去に配布したカード6枚セットを準備して(2022年、2023年、2024年版がランダムに組み合わせてあり、どのカードがもらえるかはお楽しみ!)、参加してくれた子どもたちには“ちょっぴり強い”ボスカードをプレゼントしました。

商店街の特徴をキャラクター化したカードに興味津々!


そして、簡単なアンケートに答えてくれた方には新作のたちモンカードをプレゼント。イベント会場でカードを増やし、繰り返しバトルで遊ぶ子どもたちもいて、多くの方にたちモンを知ってもらい楽しんでもらうきっかけとなりました。

諏訪の森MARKET「キッチンカー&ショッピング&ワークショップ」

多摩エリアならではの食材を使ったフードやクラフトビールを提供したキッチンカーに加えて、とんがり屋根のテントでは、子どもから大人までが楽しめるワークショップをはじめ、アップルパイやコーヒー豆、米粉マフィンやシフォンケーキ、地域資源を活かした商品などを販売しました。

じゃんけんや握力測定などのゲームを用意した「きらぼし銀行」のブースでは、子どものみならず大人も夢中に。
立川南口にある「NAILSALON Well_be」のブースでは、キッズネイルが大人気!
「多摩グリーンサービス」では、造園業の仕事で出た定枝の葉っぱと熱加工不要のラミネートフィルムを使った「しおり」制作のワークショップを実施。

目当ての商品を買いに来られる方、偶然立ち寄って商品に目を留める方など、多くの人が行き交い、また、出店者同士の交流も生まれていました。

【出店者】
ダディーズ サンドウィッチ(22日のみ)
大判焼SUN(23日のみ)
IROHA
なべ家
ケイハンオリエント
26K Brewery
清水牧場
Adam’s Awesome Pie
伊藤養鶏場
こめのこcafe(22日のみ)
SPICED COFFEE(23日のみ)
NPO法人ソーシャルアントレプレナー
WORK UP
3STARS
チョコレートドーナツ(23日のみ)
NAILSALON Well_be
多摩グリーンサービス
Anfang Flute
笠井紙店
きらぼし銀行(23日のみ)

3つの会場を巡って楽しむ回遊イベント

諏訪の森広場で開催した「諏訪の森MARKET」、多摩モノレール柴崎体育館駅前・ガニガラ広場の「ガニガラマルシェ」、多摩モノレール立川南駅前の「南口駅前マルシェ」の3会場を楽しんでもらうため、3つの会場の内、2カ所を周ってスタンプを集めた方には、好きなたちモンのキャラクター缶バッジをひとつ(全11種類)をプレゼントしました。


「ガニガラマルシェ」では、地域の方々や大道芸人が出演するステージ、スポーツ団体による体験ブース、ハンドメイド雑貨販売、キッチンカーなどが並び、多くの家族連れで賑わいました。また、南口駅前マルシェではキッチンカーの出店のほか、会場間を行き来しやすいように電動キックボードbirdのポートを設置。人通りの多い駅前に会場をつくることで、多くの方に興味を持っていただけました。

東京ヴェルディビーチサッカーチームによるシュートチャレンジ。

 

立川ダイスによるシュートチャレンジ。
南口駅前マルシェ。

今後も、地域が一丸となり、地域の方々に楽しんでいただけるイベントを企画していきますので、「こんなお店があったらいいな」「私もお店を出してみたい」「一緒にイベントを盛り上げたい!」などなど…皆さまのご意見、お待ちしています!

お問い合わせ先▶e-info@keyaki-s.co.jp
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