多摩エリアで理想の生き方をかなえた8組のインタビュー集「青い東京」
弊誌『BALL.』のブランディングを担当したアートディレクターの山﨑晴太郎さんを中心とした「セイタロウデザイン」。企業・サービスブランディングやクリエイティブに特化した同社が、多摩をテーマに編集・デザインを手がけた書籍『青い東京』が12月17日(水)に発売になります。

青い東京(ISBN:978-4-87751-655-0)P136 定価1,200円(税別)
その地域に住む人にとっては当たり前の風景や営みも、別の場所から見れば、思いがけない可能性に満ちていることがあります。本書では、23区の視点から多摩エリア各地で活躍する8組の人々を取材しました。
もくじ
01 国分寺だからできる場づくりの可能性。
02 働く女性も立ち寄れる“新しいスナック”をつくりたい。
03 有機的なまちを目指して、府中を耕す‟まちの百姓”
04 ニュータウンと次世代をアートでつなぐ新しいまちづくりの形。
05 多摩とクリエイターをつなぐ架け橋に。
06 クラフトビールで醸し出す、武蔵野市の魅力と可能性。
07 人と自然をつなぐ無限の可能性を、公園から。
08 “自分の地域”をつくるという生き方。

人と交わって夢をかなえたエピソードとしては、喫茶ソラクラゲの鈴木弘樹さんと稲垣菫さん。そして、大学卒業と同時に事業継承をして「スナック水中」のママを務める坂根千里さんにインタビュー。
喫茶ソラクラゲ https://www.instagram.com/kissa_sorakurage/
スナック水中 https://www.instagram.com/snack_suichu/

まちを愛するきっかけを仕掛けるのは、コミュニティとまちづくりを通して有機的な社会を目指す「みみずいる」代表の関谷昴さんと、多摩ニュータウンの商店街の一角で一級建築士事務所「スタジオメガネ」を設立した横溝惇さん。
みみずいる 関谷昴さん https://www.instagram.com/subaru.sekiya/
スタジオメガネ https://www.sm-o-o.com/

そして、クリエイティブを仕事にしたい人に向けたスクール「デジタルハリウッド STUDIO立川」の新規開校から携わり、運営を一手に引き受けてきたスミダエリさんと、地域に根ざした事業を展開する企業「スイベルアンドノット」が運営する「26Kブルワリー」の責任者を務める平槇駿一さんには、地域に新たな価値を生み出す取り組みなどを取材しました。
デジタルハリウッド STUDIO立川 https://school.dhw.co.jp/school/tachikawa/
26Kブルワリー https://www.instagram.com/26kbrewery/

自然と人が共生する「みどりのまちづくり」に取り組む中間支援組織「NPO birth」で‟パークコーディネーター”として働く今野紗貴さんと、多摩産材の遊具の販売を行う企業「東京・森と市庭」で、遊びと仕事の境目‟オン・オフ“をはっきり分けない『ワーク・ライフ・プレイミックス』を実践する菅原和利さんからは、人と自然の新しい関係性を探る話から自分らしく生きるヒントまでをお伺いしました。
NPO birth https://www.npo-birth.org/
東京・森と市庭 https://mori2ichiba.tokyo.jp/
それぞれの動機と情熱から見えてくるのは、都会と田舎の二元論では語りきれない「多摩というブルーオーシャン」の姿。多摩エリアは自分らしい夢を見つけ、自分らしく挑戦できる場所。そんな「青い東京=多摩」の魅力が詰まった一冊となりました。多摩エリアに関心のある方はもちろん、地域共創や新しい働き方に興味のある方にも、きっと新たな視点をもたらしてくれるはずです。
本に込めた思いや取材の裏側、多摩の未来について語り合うイベント
多摩エリアで暮らす人も、23区で暮らす人にも、それぞれで働く人にも、ぜひ触れてほしい一冊となった新刊の刊行を記念して、トークイベントを開催します。
会場は、下北沢の本屋「B&B」。2020年4月に東京・下北沢に誕生した、みんなで使い、みんなで育てていく新しいスペース、新しい“まち”「ボーナストラック」内にある「B&B」は、本を中心に日常の中に“偶然の出会い”を生み出すことを目指す「これからの街の本屋」。新たな発見に溢れる本屋で、『青い東京』が描いた“知らなかった多摩”と出会う夜をお届けします。
登壇者には、編集・デザインを担当したセイタロウデザインから、代表兼アートディレクターの山﨑晴太郎さん、プランニング・コピーライティングを手がける松本慎平さんと、デザイナーの斉藤千奈津さん。そして聞き手は弊社代表・小崎奈央子が務めます。
イベントでは、ブランディング事務所がなぜ「多摩エリア」に注目したのか。そして書籍制作の舞台裏や本には載せきれなかった取材エピソード、23区から見た多摩エリアの魅力といったテーマを中心に語り合います。
多摩エリアに暮らす方はもちろん、まちづくりやデザイン、ブランディングに関心のある方にもおすすめのイベントです。本と人とまちがつながる場所「B&B」で、“青い東京”の景色を一緒にのぞいてみませんか?皆さまのご参加を心よりお待ちしています!
登壇者プロフィール
山﨑晴太郎(やまざき・せいたろう)
横浜出身。立教大学卒。京都芸術大学大学院芸術修士。ブランディングを中心に、グラフィック、WEB・空間・プロダクトなどのアートディレクションを手がける。「社会はデザインで変えることができる」という信念のもと、各省庁や企業と連携し、様々な社会問題をデザインの力で解決している。グッドデザイン賞金賞や日経広告賞 最優秀賞など、国内外の受賞歴多数。各デザインコンペ審査委員や省庁有識者委員を歴任。2018年より国外を中心に現代アーティストとしての活動を開始。TBS「情報7days ニュースキャスター」、日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」にコメンテーターとして出演。主なプロジェクトに、東京2020 オリンピック・パラリンピック表彰式、旧奈良監獄利活用基本構想、JR西日本、Starbucks Coffee Japan、広瀬香美、代官山ASOなど。著書に『余白思考』(日経BP、2024年)。

松本慎平(まつもと・しんぺい)
大阪府出身。早稲田大学卒。印刷会社、出版社を経て、広告制作会社でコピーライターとして新聞、雑誌、交通メディアなどのグラフィック広告やSPツールを中心に、テレビCM、Webサイトの制作などに携わる。2020年より株式会社セイタロウデザインに入社。課題抽出からアウトプットまでのロジック構築に基づく、ワークするプランニング・コピーライティングを手がける。受賞歴は、SBSラジオCMコンテスト協賛社賞、フジサンケイ広告大賞 特別賞など。

斉藤千奈津(さいとう・ちなつ)
東京都昭島市出身。早稲田大学卒。大学卒業後、家具・インテリア用品の小売業に就職。接客・マネジメント・販売戦略業務を行う。その後、デザイナー転身を決意し、東京デザインプレックス研究所グラフィックデザイン科を卒業。デザインを通した社会課題への取り組みに共感し、2022年、セイタロウデザインに入社。

小崎奈央子(おざき・なおこ)
1978年国立市生まれ。自動車雑誌や通信教育雑誌などの編集を経て、2008年立川市のけやき出版に入社。企画出版の編集を担当した後、2014年に地域情報誌『たまら・び』の編集長に。2015年に4代目代表取締役に就任。出版社の枠にとらわれず多様な事業展開を目指し、2018年より東京都産業労働局の「インキュベーションHUB推進プロジェクト」に採択され、クリエイターを中心とした創業支援事業を開始。2020年に多摩の仕事を特集する情報誌『BALL.』(ボール)を創刊、編集長を務める。
山﨑晴太郎×小崎奈央子×松本慎平×斉藤千奈津
「多摩エリアに住むこと、はたらくこと、つながること。」
『青い東京』(けやき出版)刊行記念イベント
開催日:12月3日(水)
時 間:19:30~21:30 (19:00開場)
場 所:本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)
https://maps.app.goo.gl/H9kD5okQTMhrGfua7
出演者:山﨑晴太郎、小崎奈央子、松本慎平、斉藤千奈津
入場料:
【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)
【書籍つき来店参加】2,750円+書籍『青い東京』1,320円(いずれも税込)※来店時お渡し
問合せ:event @bookandbeer.com
予約はこちらから▼
https://bb251203a.peatix.com/
※Zoomのウェビナー機能を使用した配信参加も可能です。詳しくは以下ウェブサイトをご確認ください。
https://bookandbeer.com/event/20251203_tma/


