多摩住まいで感じる多摩格差エトセトラ

多摩住まいで感じる多摩格差エトセトラ

「多摩格差っていうのがあってね・・」

「多摩格差っていうのがあってね・・」と、どこかで誰かに話した時に、「え?何それ??」って応えを何度となくいただいた。小生としては「ようやく日の目を見た!」と我がことの様に北叟笑んだわけである。

“多摩格差”なる言葉は、実は1975年からあり、当時は8つの課題として

(1)義務教育施設
(2)公共下水道
(3)保育所
(4)病院及び診療所
(5)道路
(6)図書館・市民改施設
(7)国民健康保険
(8)保育

となっている。

なんとこのころの多摩の人々には国民健康保険が普及しておらず、下水道も通っていなかったの?と疑問が出るが、まぁね、高度経済成長期が終わり、バブル前夜くらいの時期で、日本がなりふり構わず前見て突っ走っていたんですもんね。お爺とお父、それを支えたお婆とお母に感謝!!埋めてくれ、どうぞ多摩の民に健康保険を与え、汲み取り式を埋めて水洗便所を!そんな時期だったのかも。

そして今から4年前に待機児童や介護離職、残業、都道電柱、満員電車、多摩格差、ペット殺処分などの7項目が追加された。

これは未達成が多いかなぁ・・。だって立川市に住む小生の家の前の電柱がね、我が家の方に傾いててね、南海トラフが訪きた日にゃあきっと倒れてくるよ。我が家の前は都道ではないけど電柱問題は急務なのです。助けてユリコさん。。

時を戻そう(堂々とパクってみた)。ではなく、ようやく本題へ。

ニュースサイトの書き込みを見ると、「多摩格差など存在しない!」「不思議な話だ。そんな人は青梅に住まない」「多摩に住んでるけど格差は感じない」など否定的なレスポンスが多いのです。ふむふむ。そして多摩在住の方々ばかり。

これって、多摩エリアが23区、つまり東京の中心と比べ何かが低い。
転じて下に見られている。転じてなんか感じ悪い。ってことですよね。
ニュースサイトの書き込みを真正面から受け止めるつもりもないのだが、私見として「多摩には格差があるって言われても、別によくね?」と思うわけである。

23区人から「やーいやーい多摩人~。」などと蔑まれたこともなければ、特段生活に不自由はしていない。だって対比された時に反応するのは、得てして潜在的に引け目を感じている方だと相場は決まっている。
なので冒頭の「何?多摩格差って」なのである。
とはいえ数年前まで我が家は待機児童で困っていたが、都心でも〇〇区に空きが出たと知るや否や、わざわざ引っ越してまでして保育園に預ける23区人がいるらしい。はたしてどちらがよいのかわからん。

我々の実生活と市区町村、都道府県、国の思惑はそれぞれなので、行政が行えることや是正された方が良いことは、我々の税金を我々のために有意義に使って欲しい。
格差があるというなら埋めてくれればいいじゃん!

もしろ、商業的な面で多摩格差はあると思っていて、仕事のフィーモデルが確立されていないというか、桁まで違うこともある訳で。
今年の4月から同一労働同一賃金が始まったが、様々なクリエイションや企画や可視化できない価値に対する格差が結構あると感じる。
そっちの方が実生活を伴う小生のような多摩人には死活問題だ。

今後はむしろ逆で、アフターコロナの時代においてリモートワークや職住近接がフィーチャー(フューチャーって言う人いるよね。いつも訂正したくなる)されてきているのでむしろ多摩エリアの時代として、働きやすさ住みやすさ格差、東京格差って言葉ができるかもね。


Writing 素敵なワルガキ

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