11月3日、グランデュオ立川にて、「心と身体の解放DAY 〜私らしく健やかに美しくなろう〜」が開催されました。
当日は抜けるような青空が広がっていてとても気持ちよかったです。この日はヨガを始めとして坐禅や写経、睡眠講座などさまざまなアプローチから心と身体のメンテナンスをしました。
当日のタイムテーブルはこちら。
■タイムテーブル
10:30~11:00 坐禅タイム(30分)
11:30〜12:30 ヨガタイム(60分)
14:00~14:20 写経タイム①(20分)
14:30〜14:50 写経タイム②(20分)
15:00〜15:40 快眠講座①(40分)
16:00〜16:40 快眠講座②(40分)
午前中は屋上、午後は3F「BALL. HUB」にて行われました。
【坐禅タイム】「固くならず、軽やかに」坐禅で心を落ちつける
まずは坐禅タイム。教えてくださったのはゆるZenカフェを主宰されている僧侶の小杉瑞穂さんです。
今回は坐禅の基本的な要素である「調身」「調息」「調心」の3つをベースに坐禅をレクチャーしていただきました。坐禅と聞くと「辛い」「厳しい」「難しそう」といったイメージがある方、いらっしゃいませんか?
実際やってみると決してそんなことはなく、心の感情の揺れや気持ちを客観的に見つめることができて素晴らしい体験になりました。
「いい姿勢をとろうと頭で考えると疲れてしまいます。一生懸命やらなくていいんです。『あそび』ましょう。あくまでもかたくならず、軽やかに。今日は素晴らしくいい天気の下、坐禅ができました。このいい天気と同じようにいい自分になろうという気持ちで坐禅を楽しんでみましょう」と小杉さん。
骨盤を立ててきれいな姿勢でキープするのは難しく、いかに普段の姿勢がダレているかを痛感していたので、小杉さんの柔らかい言葉に救われました。(笑)
目をつむっての坐禅時間は10分ほどでしたが、心穏やかに平静を保ってできたおかげか、あっというまに過ぎてしまいました。
【ヨガタイム】青空の下、自分の身体と向き合う「イシュタヨガ」
続いてはヨガインストラクターのAsukaさんによるヨガレッスンです。
Asukaさんの教えるヨガは、「イシュタヨガ」と呼ばれる一人ひとりの個性を大事にするスタイルで、自分に向き合う身体に合ったポージングを指導していただきました。
久しく身体を動かしていないからか、身体は凝り固まっていましたが、「無理のない範囲で、少しずつ自分のペースで行ってください」と繰り返し声掛けをしていただいたおかげで、落ち着いてヨガを楽しめました。
なにより、この素晴らしく晴れた青空の下でのヨガ、最高に気持ち良かったです!
最後は瞑想で締め。暖かい陽の光を浴びながらの瞑想で心も身体もスッキリです。
【写経タイム】スピードにとらわれない、自分軸を身につける
お昼休憩を挟んだら写経タイム。午前の部で坐禅講義をしてくださった小杉さんにレクチャーしていただきました。写経は「心の平穏」や「脳の活性化」といった体の内部に働きかける効能があるとのことで、実は興味津々でした。講義は2回あったので、まずは1回目、4人の受講生が写経している様子を見ていました。
丁寧にゆっくり書き進める人もいれば、サラサラと流れるように書く人もいます。
「写経って、丁寧にゆっくりと書くことに意味があるんだよな……?」と勝手に思っていたので、ついつい「書くスピードって、速い方がいいんですか?やはりゆっくり書いた方が心が落ち着きますか?」と小杉さんに尋ねてみました。
すると「書くスピードにルールはありませんよ。それぞれが心地よいと思うスピードで写経すればよいのです」と小杉さん。
いざ自分で始めてみると、「好きなスピードで」と言われても、ついつい周りの書くスピードに合わせてしまいがちなことに気づきます。作る必要がないのに勝手にルールを作って勝手に縛られてしまうことって、人生のいろいろな局面であるかもしれないな〜なんてことを思いました。
写経の後は手を合わせ、今日の出会いと学びに感謝します。何事も感謝すると、心がほっこりしますね。
【睡眠講座タイム】睡眠の悩みもずばり解決!
最後は快眠講座です。睡眠改善インストラクターや睡眠健康指導士である株式会社エムールの沢田裕さんにレクチャーいただきました。
眠くなる仕組みや中途覚醒のメカニズム、睡眠に良い環境づくりのやり方など、実生活にすぐ活かせるような豆知識やアドバイスが盛りだくさんで、眠りに悩みをもつ参加者のみなさんも、講義後は表情が晴れやかになっていました。
最適な睡眠時間やお風呂に入るタイミングなど、勉強になることばかりで早速実践しています。
立川市のフリーマガジン「#Tag magazine vol.05」をお楽しみに!
今回私は1日を通してすべての講義を体験し、心や身体を見つめ直す非常に良い機会になりました!
こちらのイベントの詳しい内容は、来年3月発行予定の立川市発行のフリーマガジン「#Tag magazine vol.05」に掲載予定です。お楽しみに!
#Tag magazineのInstagramアカウント:@hashutag.magazine.tkw こちらもぜひチェックしてみてください!
Text:Daichi Yoshikawa
Photo:Jouji Suzuki