立川駅北口のGREEN SPRINGSにある美術館「PLAY! MUSEUM(プレイミュージアム)」で、4月10日より新たな2つの展示がスタートしています!
今回は内覧会に参加し、その様子をのぞいてみました!
いつも幸せな選択を ①「ぐりとぐら しあわせの本」展

ぐりとぐらは、子どもから大人まで「知らない人はいないのでは?」というほどの有名な作品。実は原画の展示は1枚もないのですが、絵本の世界に入り込んだような設計がされており、普段美術館に足を運ぶ機会がない人でも楽しめます。
会場構成を担当したプロデューサー/デザイナーの青木 貴之さんは、開催にあたり「ぐりとぐらのすごさを改めて考えた」と言います。

青木 「ぐりとぐらは、いつも幸せな方向に進みます。道端に卵が落ちていた時、大人だったら『誰のだろう』と思ってしまいますが、ぐりとぐらは『ラッキー!カステラつくろう!』と考える。常識に捉われずに、幸せな選択をしていくんです」
展示の見え方も、子どもと大人の目線で大きく異なります。大人の目線の高さからだと先が見通せてしまいますが、子どもにとっては常に先の見えない、可能性に溢れた道のりに感じられます。
子どもと一緒に、低い目線から楽しんでみるのも良いかもしれません。
絵本の世界を直感で楽しむ ②「みみをすますように 酒井駒子」展

『よるくま』『金曜日の砂糖ちゃん』(いずれも偕成社)などで知られる絵本作家、酒井駒子さんの原画展。20冊を超す絵本から、200点以上の原画が展示されています。酒井駒子展は、ぐりとぐらの展示とは対照に、絵をじっくり観て楽しむ展示。
とは言っても「眉間にしわを寄せて、険しい表情で鑑賞する」という感じでもありません。むしろ観ているうちに、自然と微笑んでしまいました。
優しく引き込まれてしまう魅力的な絵と、それを一切邪魔することなく、酒井駒子さんの世界観を完成させる空間。
空間デザインや展示ケース、額縁の制作を担当したのはフランスの建築家、セバスチャン・ルノーさんとメラニー・エレスバクさん(いずれも空間アレンジメントブランド「2m26」)。

展覧会の企画にあたり、初めて酒井駒子さんの絵を知ったという2人は、「いろいろなテイストの本があることに驚いた。非常にデリケートにつくっているように感じた」と語ります。
ルノー 「その繊細さを、より直感的に観てもらうため、額の縁をなくして距離感がないようデザインしました。また体を使って感じてもらえるよう、展示の高さはばらばらになっています。背伸びしたり、しゃがんだりして、体を使って酒井駒子さんの世界に入り込んでもらいたいと思います」

ぐりとぐらの展示と同様、大人から子どもまで楽しめる展示となっています。
オリジナルグッズや限定メニューも充実
「みみをすますように 酒井駒子」展のポストカードや雑貨、図録のほか、「ぐりとぐら しあわせの本」展のバッグやハンカチ、ぐりとぐらの帽子など、ショップではグッズも充実。
またカフェでは、「よるくま」カレーや「金曜日の砂糖ちゃん」のケーキ、「ぐりとぐら」ラテ、さらに、ぐりとぐらの絵本に登場するカステラパンケーキ(数量限定)も味わえます!
ぐりとぐら、酒井駒子さんの絵本の世界を体験できるPLAY! MUSEUM。コロナ禍で沈みがちな気分を上げに、足を運んでみてはいかがですか?
企画展示「みみをすますように 酒井駒子」展 2021年4月10日(土)〜7月4日(日)
年間展示「ぐりとぐら しあわせの本」展 2021年4月10日(土)〜2022年3月末予定
PLAY! MUSEUM
東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3
Tel. 042-518-9625
*平日に限り、MUSEUM・SHOP・CAFEは下記より1時間短縮営業
MUSEUM 10:00-18:00(入場は17:30まで)
PARK 10:00-18:00(入場は17:00まで)
SHOP 10:00-18:30
CAFE 10:00-19:00(L.O 18:30まで)
一般1500円、大学生1000円、高校生800円、中・小学生500円
※未就学児無料
※その他立川市在住、在学の方を対象とした立川割や、障がい者割引、PLAY! PARKとの相互割引あり(併用不可)。
2020年6月、オープン時の記事はこちら:https://baaall.tokyo/life/news-200609/