楽しくて、美味しくて、人との輪を生む「お酒のしごと」。

楽しくて、美味しくて、人との輪を生む「お酒のしごと」。

11月15日発売VOL.11の特集は「酒のしごと」

古今東西さまざまなコミュニティの中で造られ、飲まれてきたお酒。会食や祝事などでは会話を弾ませ人間関係を円滑にする大切なツールであり、一方、故人への敬意と追悼の念を表す献杯の際にも特別な儀式に欠かせない存在としてお酒が共にある。VOL.11では、そんな人々の歴史と営みと切っても切れない「酒のしごと」をフォーカスしました。


お酒(酒場)大好き!編集部タムラ。美味しいお酒と食事があれば、西へ東へ、北へ南へ。今年はスペインバスク地方のバルで飲み歩きしてきました~!酒文化が根付くまち、最高。

しかし、お酒といっても日本酒、ビール、ワイン、ウイスキー、ジン、リキュール…と、いろいろあるし、仕事に関しても造り手さんもいれば、魅力を伝える人や販売する人、サービスする人、専門的知識を持っている人などさまざま。ひとつでも欠けたら私たちはお酒に出会うことができないんだなぁを実感するとともに、飲兵衛としては「いつもありがとう‼」の気持ちでいっぱいに。そんなお酒への愛と「酒のしごと」へのリスペクトをたっぷり詰め込んだのが、VOL.11「酒のしごと」です。

お酒は贈り物にもぴったりですよね!先日もスタッフがデザインしたラベルを貼ってシャチョーにウイスキーをプレゼント。

多摩エリアの「酒のしごと」ってなんだ?

今回、取材をさせていただいた方々の共通点は「未来を考えている」思いが強いということでした。脈々と受け継がれてきた老舗酒蔵を守り次世代に紡いでいく当主も、新たなお酒を生み出し広めていく人も、みんな業界全体を自分事として考えている人ばかり。
商売だからといって自社の利益だけを求めるのではなく、競合他社も同じ「酒のしごと」仲間として捉えて、地域や業界を盛り上げていきたいという思いを持って仕事をされている。そんな方々からぐいぐいと引き込まれる話をたっぷり聞くことができました。
誌面では取り組み実例なども含めて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。


多摩エリアの酒蔵といえば!の田村酒造場の田村さん、石川酒造の石川さん、小澤酒造の小澤さんにもご協力をいただきました。

そして、多摩エリアならではだと感じたのが、誰でもチャレンジができる環境だということ。豊かな自然に育まれた水や農産物などの材料が手に入りやすい場所でありながら、大消費都市の東京(23区)が近くにある多摩エリア。ここで新たな商品やブームを生んで、東京の力で広めて、全国に波及させることができる。その可能性を秘めているのが多摩エリアの良さであることを、改めて感じることができた取材でした。

青梅で酒屋を営みながら地域活性化のためのイベントやクラフトビール造りを行っている武藤さん。店の目の前に広がる田んぼで取材・撮影を行いました。これも東京の風景。

そして、そのような環境だからこそ、自分が住むまちや関係する土地への愛着が深くなっていくことも強く感じることができた「酒のしごと」特集。
お酒が好きな人はもちろん、あまり嗜まれないという方でも、地域で働くことの大切さに気づける特集になっているので、ぜひ一冊お手元に。
そして誌面で紹介している造り手の思いがつまった日本酒、ワイン、ビール、ジン、リキュールなど多摩エリアのお酒とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

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