FEATURE2024.11.2

多摩エリアの中小企業の経済発展を応援！オープンイノベーションフィールド多摩　推しポイント４選

多摩エリアの中小企業同士のつながりを生みイノベーションの創出を支援するハブ、「オープンイノベーションフィールド多摩」をご存知でしょうか。

施設名にもなっている「オープンイノベーション」とは、社内外の垣根をなくし、外部の技術やアイデアを取り入れることで、革新的な製品やサービス、ビジネスモデルを創出するイノベーション手法の一つ。

消費者ニーズや価値観の多様化が加速する市場において、大企業に限らず中小企業やスタートアップ企業もスピード感を持って事業を展開していく一助になると注目され、導入する企業が増えています。

互いの得意分野を持ち寄って自社も他社もwin-winの関係性で発展させていくという考え方は、およそ９割の会社が中小規模で、独自の高い技術力を持った会社が集積している多摩エリアの経済を盛り上げる一助となります。

自社の技術を活用して新たな事業に挑戦したい、協業によってビジネスチャンスを掴みたいと考える企業の支援を行っているのが、オープンイノベーションフィールド多摩（OiF）です。OiF は２拠点を構えており、ものづくり企業への支援に力を入れている国分寺館と地域連携に焦点を当てた八王子館があります。

国分寺館（左）と八王子館（右）。両館とも緑色の外観が目印です。

VOL.９となる『BALL.』第３特集は “ソウギョウ・キギョウ・フクギョウのシゴト” と題し、創業支援施設の仕組みを中心に多摩エリアでの起業・創業のリアルを知ることができる内容になっています。そして今回、メインで取り上げた創業支援施設 Startup Hub Tokyo TAMA の関連施設として取材させていただいたのが OiF 国分寺館です。

今記事では、OiF 国分寺館の推しポイント４選を11月15日発売の本誌に先行してお届けいたします！

1.有益な情報や異業種交流が生まれるイベント

連携・協業の際に留意すべき法的ポイントを弁護士が解説してくれたり、異業種の人に自社の事業内容や特徴を簡潔に伝えるための対話術が学べたり、オープンイノベーションの促進に役立つセミナーを開催しています。こうしたイベントは全て無料で、会員ではない方でも参加が可能です。参加者同士の交流が生まれることもあるので貴重なビジネスマッチングの機会としてぜひ参加してみてはいかがでしょうか。