アフターコロナ at 多摩

アフターコロナ at 多摩

アフターコロナ時代の3つのるつぼ

2021年もあと1ヵ月と少しで終わろうとしている。

小生の2021年は、スピリチュアルと共に幕を開けたのである。風の時代である。小生にとっての何某時代と言えば、忘れもしない54社にエントリーを出した就職氷河期以来の何某時代である。もしくは中学生時代のモテ期だけである。はっきりいって当初は「風の時代??なにそれ?」な訳であったが、よくよく調べてみると就職氷河期に内定をもらえた時の様な、目の前に後光が差すが如く、正に「キターー!!」と目薬をさした織田裕二よろしく“歓喜”したのである。

昨今テレビやラジオでSGDs(17個の持続可能な開発目標)に関する取り組みを見聞きするようになったが、実は2015年から地域でSGDsの取り組みを行い、人知れずコミュニティラジオでも発信を行っている、人呼んでSDGsおじさんとは小生のことである。

ここで皆に疑問が浮かぶであろうこと。風の時代とSGDsとは何の関連があるのか、だ。

SDGsは、もともと2000年に国連で採択されたMDGsを起こりとしてある意味昇華された2030年までの世界の包括的な達成目標であるが、持続可能な社会を目指す上では2030年どころか、せめて小生が生きている間くらいはいやいや違うな、せめて孫の代くらいまでは平和と安全の持続が可能である日本を願っている。実際は明日さえもスモッグ注意報な小生なのだけども!

そして皆も「人生100年時代」という言葉を耳にしたことがあるだろう。老後2000万円問題の際に、当時ガースー官房長官が口にしていたが、ガースーが作り出した言葉ではなく、2016年にリンダ・グラットン著「LIFE SHIFT」にて初めて提唱されたのが人生100年時代である。

LIFE SHIFTに書かれていることをざっくりざっくり非常にざっくり言うと、長い人生の財産とは有形の財産も大事だが、価値あるのは無形の財産である。ってことである。ここまで書けば勘の良い読者の皆さんは察しがつくだろうが、世界レベルで、国家・自治体・個人レベルで環境が様変わり元年したのが、2021年なのである。長い人生を持続可能にするために新しい財産を形成する必要がある。ということで、人生100年時代と風の時代とSDGsが重なり合ったのである。そして諮った様にコロナが全世界に蔓延しアフターコロナ、ウィズコロナという新しい生活様式と思考・志向・行動レベルの変化を強制的に起こさせたのが2021年である。

高度経済成長期以降の人生の豊かさである、安心のために作り・貯め・形作る時代が終焉し、革新し・循環し・助け合う時代、ガワの価値からナカミの価値へパラダイムシフトし、今我々はWORK SHIFT、LIFE SHIFT、VALUE TRANSFORMATONを受け止めるマインドを持つ必要性があると小生は考える。

これからの時代の幸せの在り方を考えたい

良いか悪いかは別として、今までは稼ぎたい!否!稼ぎまくりたい!!と思っていた時もあった。社会的に責任ある立場になり、良い時計をし、大きな家を買い、外車を転がす。せめて会社員として憧れの年収1000万円には何とか届きたい!と思っていたものだ。そもそも年収1000万円以上のエグゼクティブは会社員全体の5%未満…。中々難しい…。トホホのホである。

今の時代の若者は管理職には興味がない人々がいるという。何でも責任ばかりを負いたくないし、生活できればいいと思っているというではないか!何とも嘆かわしい…。おじさんは日本の将来が心配だぞ。

しかしだ、それも世帯で考えると良いのかもしれない!1980年あたりでは専業主婦世帯が大半で、共働きの場合「あのお宅は(お金が)大変なのよ(ヒソヒソ)」みたいにきっと陰口を叩かれていたであろうモウレツサラリーマンと男性優位の時代である。1990年を境に現在ではきれいに専業主婦世帯と共働き世帯は逆転しており、女性の社会進出の賜物であろう。

ということで、夫婦でそこそこの収入であるならば世帯収入として1000万円を超えるとなると、一人で1000万円を稼ぐより、税金が少なくなり可処分所得も増える、夫婦それぞれが厚生年金に加入しているので老齢年金も増えるので悪いトコロは見当たらない気がする。良いじゃないかそこそこでも。しかし“そこそこ日本人”ばかりだと日本が心配だ!生産労働人口が減っていく中で国力が落ちそうで心配だが、しっかり稼ぎたい!と野望に満ちている人もいる“モーレツ日本人”もいるだろうから何事もバランスか。

何が言いたいかというと、多様化が叫ばれている中、個人の幸せの形の多様化も進んでいるということである。仕事に邁進するパワーのベクトルを個人の幸せや家族の幸せに向けて生きていくということ。

ではどこでどのように実現していくのか?どこにそんな受け皿があるの??である。

多摩エリアは幸せの多様化を実現できる!かも。

そうともよ。そもそも人間はわがままな生き物である。小生もチヤホヤされたいし尊敬されたい。子どもにも「大好き!」と言って欲しいし、若い女性にもモテたい(これは内緒)。いや方向性を間違えました。失敬失敬。

・仕事や収入は変えたくないし、むしろ少しでも増えたらいい。
・家賃を払うくらいなら家を買いたいけどキツイ住宅ローンは嫌だ。
・コロナ禍で分かったけど、自分の知り合いや友だちは会社の人だけという現実はつらい。
・友だちは欲しいけど程よい距離感を保ちたい。
・家の周りに自然が欲しいけど田舎は嫌だ。
・楽しくちょこっと副業したい。
・コロナ禍で都心に住む意味や人生を改めて考えてしまった。

こんな悲喜こもごもも、わがままも実現できる都合の良いエリアは多摩エリアではないだろうか。

リモートの仕事やシェアハウスやコワーキングスペース、コリビングなど、暮らすと仕事の在り方の多様化が多摩でも進んでいるし、23区と比べれば住宅にかかる費用を抑えられ、自然も多く世帯持ちや単身世帯と幅広く新しい生活の実現が可能になってきていると感じる。

スピリチュアルに幕を開けた2021年は、暮らす・働く・幸せの多様化と価値観の多様化を否応なく生み出し、我々の人生の在り方を考える元年だったのだ。

 

Writing素敵なワルガキ(週1ラジオパーソナリティ、時々ライター、時々カメラマン)

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