2021年夏、玉川上水流域で「水と緑の道アートウォークプロジェクト」という新しい活動がスタートしました。
11月23日（火・祝）には、そのプレ企画として、親子向けのアートウォークイベントを開催！
ただいま参加者を募集しています。
美しい自然と文化的な活動が集うエリア「玉川上水流域」
「水と緑の道アートウォークプロジェクト」が誕生したのは、玉川上水流域というエリア。
玉川上水流域は、東京都羽村市から新宿区までのびる、緑豊かな水辺の小道です。近くには武蔵野美術大学などアートや文化を感じられる場所や店主の個性を感じるお店も多く、都心から25分しか離れていない郊外にこんな素敵な場所があることを知って、驚く人も少なくはありません。
玉川上水流域の魅力を１本の線でつなげたい！
「美しい自然と文化が集うこの地域の魅力を、地域の人たちにもっと知ってほしい。そしていつか、玉川上水のそばに散らばる魅力的な一つひとつの点をつなぎ、これを一本の道につなぐことができたら……」と思い描き立ち上がったのが、小平市を拠点に編集者として活動していた崎谷未央さんです。
BALL. COMPANY（https://keyaki-s.co.jp/ball-company/）のメンバーでもある崎谷さん。考えていた想いをCOMAPNYメンバーにも共有したところ、さまざまな地域やアートのプロジェクトに参加してきた南裕子さんがそこに共感し、地域の「アートと人」「自然と人」「人と人」が良い関係を築く場をつくることを目標に、２人で「水と緑の道アートウォークプロジェクト」を立ち上げることになりました。
（＊BALL. COMPANYのメンバーについてはこちらからhttps://ball-hub.tokyo/）
【参加者募集】11月23日(火・祝) 親子で参加できるアートウォークを開催！
活動の第一歩として、11/23(火・祝)には、親子で楽しめるアートウォークを開催！
「ガカの目 タカの目 クロコの目」と題して、緑道沿いを散策しながら、玉川上水の２つのアートスポットを訪れ、親子で創造的な視点を体験するイベントを企画しています。
当日ご協力いただくのは、こんな方々。
１人目は、お店の壁一面にペイントを施し、緑道沿いでもひときわ個性を放つ「ギャラリー＆アートカフェ カミカワハウス」の店主で、自身もアーティストとして活動する菅原瑞希さん。
２人目は、地図研究家の今尾恵介さん。ブラタモリにも出演されたことのある今尾さんと、地図を片手に緑道を散策し、クイズも交えながら、このまちの特徴や歴史を読み解いていきます。
３人目は、一橋学園駅近くに拠点を持つ、糸あやつり人形劇団「一糸座」の結城民子さん。「一糸座」はなんと江戸時代から続く長い歴史を持つ人形劇団。古典作品はもちろんのこと、現在は国内外のアーティストと斬新な新作公演の創作にも取り組んでいます。
芸術の秋。玉川上水の豊かな自然を体いっぱいに感じながら、アートや文化を体験してみませんか？
皆さまのご参加お待ちしています！
＜開催概要・参加方法＞
水と緑の道アートウォークプロジェクト
親子アートウォーク「ガカの目 タカの目 クロコの目」
■日 時： 2021年11月23日（火・祝）9:30-16:30
■場 所： 玉川上水流域（カミカワハウス・一糸座・玉川上水緑道）
＊9:30 ギャラリー＆アートカフェ「カミカワハウス」集合
（住所：東京都小平市上水新町2-27-12）Google MAPはこちら
＊小雨決行・荒天中止
■対 象： 小学生の親子（４年生以上は子どものみの参加もOK）
■参加費：子ども ランチ代込2,000円／保護者 ランチ代込1,500円
■参加申込フォーム： https://bit.ly/3adnhsP（11月20日（土）〆切）
＜スケジュール＆MAP＞
□9:30 集合・自己紹介
□10:00-11:00「ガカの目」
お店の壁が全部キャンバス！？カミカワハウスで落書きの達人と一緒に、自由な「ガカの目」を体験。大きな黒板に皆で絵を描いて１つのアートにしよう！
□11:15-12:30「タカの目」
「まち歩きの達人」と玉川上水流域を散策！ルート上にはまちの特徴や歴史が隠れたポイントがたくさん。「タカの目」のように、目を凝らして発見してみよう！
□12:45-13:45 昼食
□14:00-15:30「クロコの目」
江戸時代から続く糸あやつり人形劇団「一糸座」でミニ公演鑑賞＆体験会。想像力と表現力を駆使して、あやつり人形の達人と「クロコの目」を体得しよう！
□15:30-16:30 みんなでトーク＆集合写真
＜ゲストプロフィール＞
菅原瑞希さん
ギャラリー＆アートカフェ「カミカワハウス」店主／アーティスト。武蔵野美術大学の油絵学科版画科を卒業し、フランス、スペイン、オランダにて絵画勉強留学。1996年にオーストラリアにて「バッセルトン個展」を開催。NHK教育テレビ『夢時々晴れ』にも出演。アートをテーマにしたカフェ「カミカワハウス」（小平市たかの台）を「地域のコミュニケーションの場」としてリニューアルし、運営する。
今尾恵介さん
地図研究家。出版社勤務を経て1991年よりフリーライターとして地図・地名・鉄道の分野で執筆活動を開始。著書に『地図帳の深読み』（帝国書院）、『地名崩壊』（角川新書）など多数。2020年には日本地理学会賞（社会貢献部門）を受賞。現在（一財）日本地図センター客員研究員、日本地図学会「地図と地名」専門部会主査。
けやき出版から発売中（https://keyaki-s.co.jp/?s=%E4%BB%8A%E5%B0%BE%E6%81%B5%E4%BB%8B）
結城民子さん
結城一糸氏と共に「一糸座」を率いる。糸あやつり人形「一糸座」は、寛永年間から続く結城座十代目結城孫三郎の三男・結城一糸によって旗揚げされた。江戸の流れを正統に継承する座として、古典作品及び現代のアーティストとの共同作業による斬新な新作公演も行う。イタリア・ボローニャ大学より招聘され、「伝統と前衛」をテーマにシンポジウム・レクチャー・上演を行うなど、海外でも活躍。
＜HP・お問い合わせ＞
note https://note.com/artwalkproject
Mail mizu.midori.artwalk@gmail.com
電話 042−525-9909（けやき出版）
