“非日常”は、すぐそばに。不思議な寝袋少女と巡る、多摩的マイクロツーリズム

“非日常”は、すぐそばに。不思議な寝袋少女と巡る、多摩的マイクロツーリズム

「あそこに行ってみたい、うんと羽を伸ばしたい!」

そう思いつつ、あれこれ理由をつけて、予定を先送りにしてしまう。
そんなこともありますよね。

それならいっそ、遠くに行くなんて肩肘はらずに、
「ほんの思いつきで、その足のまま」出会える束の間の非日常を訪ねてみよう。
“泊まる”と“住む”の間の体験を探しに行こう。という本企画。

マイクロツーリズムは、自宅から1~2時間圏内の宿泊・日帰り観光を指し、
コロナ禍で星野リゾートが提唱したことで話題になりました。
少し自由に旅ができるようになってきたとはいえ、まだまだ先行きは不透明。

近くにあるけど、いつもと違う気分を味わえる場所はどんなところ?
寝袋に入ったまま、あちこちにトリップしてしまう不思議な女の子・ひかるに
撮影協力してもらいながら取材してきました。

今回はその中から、3つのスポットをご紹介します。

1.混沌とした異空間に漂う「ハモニカ横丁」

ハモニカ横丁は、個性的なお店がぎゅうぎゅうと並んでいる路地裏商店街。
JR吉祥寺駅を降りてすぐにあります。
少し入りにくい細い路地に進むと…
店員さんの呼び声、お客さん同士の笑い声、いい匂いが混ざり合う混沌とした空間が広がっています。

上を見上げれば、階上でも飲食をする人の姿が!
立ち並ぶ飲食店の種類も多国籍化し、異国を思わせる雰囲気です。

1軒寄ったら、隣も気になる。
なかなか抜け出せない、愉快な路地裏です。

撮影時は、緊急事態宣言が明けたばかり。
「待ってました!」と言わんばかりの活気でした。

2.動物とフレッシュな食に癒される「磯沼ミルクファーム」

驚くほど牛が近い!
大きな牛の姿、鳴き声、鼻息、匂い…
まち中では感じないような、動物たちの生命力を浴びます。

撮影後は、直売所で売られているアイスクリームを食べて、ほっと一息。
他にも牛乳やヨーグルト、キッチンカーも!
これぞ街中の美味しい牧場。

週末には、ご家族やカップルで賑わいます。

3.駅近でBBQを楽しめる「QuOLaの庭」

仲間と楽しみたいアウトドア。寒い時期ほど、火にあたるのは気持ちが良いです。
しかし、場所が遠かったり、準備が煩雑だったりするのも事実。
もっと手軽に楽しめればな…。

そんなわがままな願いを叶えてくれる場所があります!

JR武蔵境駅のすぐ近くにあるBBQ施設「QuOLaの庭」。

食材も機材も、準備していく必要はありません。
大きなテントの中にはコタツがあり、冷暖房も完備。
快適にアウトドアを楽しめます。
年末年始にかけて、小規模な集まりを屋外で楽しみたい方にぴったりの場所です。

今回ご紹介した3カ所の他にも、情報誌『BALL.』VOL.4では、
手軽に楽しめる非日常の場所を紹介しています。
本誌でしか見られない、加藤アラタ氏撮影の幻想的な写真も必見です。

情報誌『BALL.』VOL.04 「たまに泊まる。たまに住む。」は、12月20日(月)より発売!
ぜひお手にとってみてください。

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